第四章 RACAFE (ラカフェ) ①
7/9 ,10 ,11 ,12
7/9、アビアンカ航空でボゴタからポパヤンに向かいます。
コロンビアの南部カウカ県ポパヤンは、
そのお隣のウィラ県やナリーニョ県と並んで
コロンビアを代表する銘柄を生み出している優良産地です。
ナリーニョ産といえば、エメラルドマウンテンですし
また、先のCOEの20ロットのほとんどが
ウィラ産で占められていたのは記憶に新しいところです。
コロンビアの産地は、北部、中部、南部の
3つに分けることができ
南部に行くほどコクやうまみのある味わいに、
北部ほど軽く華やかになります。
ざっくりと中部は通年収穫が可能で、
前回までのペレイラ、アルメニアなどが
その地域で、実際に収穫や処理を見てきました。
この先は南部地域、
畑に加えて、処理後の流通の部分もみていくことになります。
ポパヤン空港
さて、ポパヤン空港には、アテンドをお願いしてある
C.L. RACAFE & CIA.S.C.A.Trilladora Popayan(ラカフェ)
の工場長、 Eduardo Restrepo Saenz さん や
訪問先の農園主がピックアップしてくれることになっています。
左から農園主の「 」さん、桐木さん、
ラカフェ、ポパヤンの責任者エドワルドさん、
ラカフェ、ボゴタの本社から「 」さん、
一緒に昼食をとった後、彼の農園に向かいました。
さぁ、向かう農園は、La Marianela です。
この農園訪問は、この日だけのものではなく、
明日の行程にも関係してくるもの・・
明日の作業を含めた一連の流れの一部、
流通がスタートする「起点の見学」といえる訪問です。
その点は、次回以降で詳しくお話していきます。
さて、ここでも、果肉除去、乾燥場など設備を見学。
パルパー(果肉除去器)
歯が縦のタイプ。2つのホッパーで処理しているのが
わかるでしょうか。
横に土嚢袋でたくさんつまれているのが見えますね。
ラ・マリアネラ農園は特に景色が壮観でした。
コロンビアの栽培地は、
急峻で起伏にとんだところが多いのですが
ここは、広がりを感じさせる空間。
雄大です。
ちょうどこのころ、
収穫チェリーが運ばれてきて
施設内のパルパーにかけようと準備していました。
その上部の投入口にチェリーを投入するところに出くわします。
この作業を、一緒に行うことにします。












