プロバットのサンプルロースター

1970年製 PRG-100




ここ で、カッピング環境設定のために

この機械を入手したこと

また、天然ガス仕様から

プロパン仕様へに変える必要があること





お伝えしていました。





この変更は、部品さえあれば何も問題はないのですけども

かなりふるい機種のため、部品はない模様・・・・

プロバットの代理店DKSHジャパンさんも

何ともしようがないということのようです。





燃焼は、ガスの噴出と

その流れで周囲の空気をまきこんだ混合気体で行われますが、





ガス種によってカロリーが違い、

噴出ノズルの径が問題になってきます。





プロパンに変更するなら、

現状よりその径を小さくしなければいけないわけですが、

小さいサンプルロースターに取り付けてある

既にかなり小さい径のノズルをさらに小さくというのは

ほとんど無理で





機械に手を加えず現状のまま

使い方で調整していこうということになっています。





ガス流量を絞り気味にして

完全燃焼しそうなポイントを探してみる・・・





試しにそうしてみて、うまくいかないなら、

ガバナ(整圧器)の取り付けを検討して・・・

といった具合です。





ガバナ取り付けで圧力を低くし

ノズル径を小さくするのと同じ効果を狙います。





まさか、サンプルロースタの稼動に

これだけの時間がかかるとは、

入手当初は思ってもみなかったことで・・・






うーん、予定通りにことを運ぶということは

実は、大変なことなんですね。