大きな可能性に網をかけたら、
次に、現在を棚卸してみます。
置かれている「環境」を。
所有している「資源」を。
備わっている「能力」を。
そうはいっても、自分の事はなかなか分からないものです。
だけど、深く考え、
棚卸作業をすることで見えてくるものがあります。
ぼんやりしていたものの、輪郭が現れてきます。
最終的に、「言葉」にできたら、
そして 「数字」にできたら、
もちろん、評価方法がどういったものかによるけど、
それは、現在の評価額といっていいものだと思います。
この作業で、現在位置が分かる。
そして、可能性との距離が分かる。
そこで、その距離がどれだけ遠くに見えたとしても
意気消沈することはありません。
する必要もありません。
だって、その距離を埋めていくための
環境・資源・能力は
どんどんパワーアップしていくのは確実なんですから。
何でって・・・
それは、こういうベクトルでモノを考える人の
環境・資源・能力はプラス方向にしか向かわないこと
それは、決まっているのですから。
それは、減点主義でなく、加点主義・・
よい点を積極的に高評価していく姿勢のこと・・
それさえあれば、他には何もなくていい・・
そういえるくらい大切な考え方です。
そう・・可能性を自由に発想したら
次は、現在を棚卸する。
ここで、現実をしっかり見ます。
しかし、それは、実現性の是非を検討するためというよりも
その射程を捉えるため。
距離が遠い近い、そういうことを問題にするのではなく
どう登っていけばいいかの手順を考えれるようにするため。
現実を見るのは、
そう・・・・・・実現するためなんです。