なるほど!と感じさせるメッセージは、

話されたものと、書かかれたもの、とでは違ってきます。





分かりやすいと感じた話を文字で起こしてみると・・

また、なるほどという文章をそのまま話したら・・





印象は変わってしまうと思います。






記述されたものに目を向けることにして・・・





そこで、なるほど!と納得させるものとしては

矛盾がなく、一貫していなければならない

「論文」があげられるかと思います。





なるほど、と思えるのはなぜか。

それは、形式を持ってるからということがいえます。





幾つかの質問を順番に答えていくと、

全体の大きな質問の答えが導かれていく

いろんな心理テストやゲームのように





「論文」には、

結論を導いていく道筋となるような形式があります。





逆に言うと、そのような形式にそっていくことが

無矛盾性や一貫性を担保することになる。





さて、その形式は、とんでもなく簡単に言うと、

問いを立てて

その問いに演繹や帰納を使って答えていくというものです。



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・序論

・本論

・結論


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 まず、序論で、問いを立てて、その意義について述べ、

本論で、その問いを幾つかの問いに分解して

それぞれについて答えていき、

結論で、それぞれの答えから大きな問いの答えを導く。

最後に、今後の展望を語る。





実際に「論文」を書かれている方からすると、

こんな説明では注文つけたくなるかもしれませんけども

大雑把にいって、こんな展開になるということが

論文の書き方などのサイトから得た情報からしますと

そうなるようです。





論文の例は、参考にするために引き合いに出しただけで

実際の書き方については詳しいわけではありませんので

その程度の情報だと思ってください・・・・・





なるほど!という文章には

パターンがあるということがいいたいわけです。





で、この「序論」「本論」「結論」の形式は、

最初立てた、大きな疑問を

小さな疑問に解きほぐして回答していき、

最後に、分解されたものを合体させます。





このやり方は、科学の方法と同じなのですね。

【分析と総合】というやり方です。

これが、なるほど!とうなづけるパターンにしています。





分からないものは

分かる大きさにまでバラバラにしていって、

要素ごとに理解し(分析)

部分が分かったら総てを合わせる。(総合)





科学は再現可能なものを追求しますが、

そのためには、数値化できなければいけません。





数字にして数学の理論を使えるようにします。





数学は論理そのもので、原則、矛盾のない世界です。





数学を実用化に利用する自然科学などで使われている

分析総合を形式にするということは

その形式はとても論理的なのだ、ということが言えるはずです。





論文の形式とは、まさに、そのようなものです。





したがって、あてはめる中身や前提が真であれば、

その結論は真になる・・・・

それは、筋道が通ってて、流れているから

なるほど!と思える。





で、現在、授業サービスをどうつくっていくかを

考えているのですが、

この「形式」を応用してみるとどうだろう?

と思い立ったんですね。






記述するものは論理的にするべきです。

でなければ、内容はまとまりのないものになってしまいます。

そこで、論理的にする形式があるなら便利なのでそれを使う。





そうして・・
サービスの内容は、形式にそって「なるほど!」というものに・・





しかし、・・・お話しするときは、

形式に縛られず冗長性でもって「なるほど!」というものに・・






そんなふうにしたい。






そもそも何?という大きな問いを、

小さな問いで答えていくそんな方向で調整に入っています。