毎朝の日課になっていることといえば・・
それは焙煎です。




いつもやっていることなのですけども
これは、やればやるほど
難しくなっていくものですね。





どこまでいってもゴールがありません。



落ち着いた感がたまにやってくるけど
それは、単に踊り場・・
まだまだ、先は階段になっています。







さて、コーヒーの品質をうんぬんするとき
最近は、生豆の品質が最も注目されます。






素材以上の味を作り出すことは出来ませんから
的を得たことではあります。





素晴らしい生豆を使えば、おいしいのだよ、
という明快な主張が業界全体を覆っています。






焙煎とは、その素材を料理することです。
その素材が活かされるかどうかは、焙煎次第というわけですが・・





にもかかわらず、その焙煎工程は
軽く扱われている方向になっている、そんな雰囲気はあるようです。





素晴らしい生豆と熱風焙煎機が
随分導入されるようになって来ました。
で、焙煎は技術を習得する難しいものから
よい道具とよい生豆を使ってやさしいものにする動きに
とって変わられていこうとしている印象です。






実際、焙煎は理論をこねくり回すより
焙煎環境を整えたりと不安定な部分を取り除き
その上で、実践を繰り返し身につけていくものです。





環境がビシッと決まれば、

複雑じゃなくなっていくという面があるわけで
よい道具があれば、焙煎技術はそれほど・・

というのも一理はあるかと思います。





コーヒーはよい生豆で決まる。




一般消費者へのアピールとしては
これでもいいと思うんです。
現実はそういいきれなくても・・

スペシャルティコーヒーそのものへの

きっかけとすることはできる・・




スペシャルティコーヒーとは
風味特性が素晴らしくて個性をもったコーヒーのことです。
なので、「~農園」などと紹介され
銘柄名からも分かるように限定された地域特性を持っています。






風味が画一的でなく、
地域や品種でこんなに味わいが違うという

多様性や個性が売りになっています。





てことで、
コーヒーがいかに多様性にとんでいるか

個性的かが

アピールすべきポイントになるはずです。





そこで、それを踏まえて

スペシャルティコーヒーを

さらに魅力的にする表現方法とはどんなものか

考えてみることにしました。






おいしさのものさしがいくつもある

嗜好の世界の中での

スペシャルティコーヒーの位置づけとは?

そして、それを料理する側の考え方とは?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・続きます。