これは、今読んでいる

「ハイ コンセプト」

ダニエル・ピンク著、大前研一 訳

が想定している世界で





この前提の中で、個人がどんな能力を磨くべきかを

提案している、そんな内容の本です。






つくづく感じるのは、

もはや知識を持っている、物知りだ・・

という情報の蓄積自体には、

それほどの価値が認められなくなっていく方向にある・・

ということです。





そして、

知識をもっていることよりも、多くの人の意見を聞いて

自分の考えをまとめる能力

壁にぶつかったら、それを突破するアイデアと勇気を持った人

これが求められる人物像だとしています。





結論として

これからは、コンセプトの時代、

優れた個人のもとで企業が栄える、といっています。

その個人になるには・・・というのがその内容・・・







つながるかどうか

分からないのですけども

自分が惹きつけられる情報は、「意見」です。






私はこう考える、

という「意見」がある情報がおもしろい。

その「意見」に共感できる

また共感できなくても、

はっきりとした意見をもっている

そんな特定の個人に注目してしまいます。






その意見の前提になっている情報は

簡単にインターネットで調べられるのですし、

その情報自体にそれほど価値を感じていない自分がいます・・






情報をもとに、私はこう考える、という「考え方」

言い方を変えれば、

「独自のコンセプト」に魅力を感じてしまうわけです。






ダニエル・ピンクがいうのは

全世界の流れですけども

このように個人の感覚でさえ、魅力を感じるのは、

「情報をまとめて自分なりのコンセプトを作り出す個人」

なのです。少なくとも僕の場合。






コーヒー関連の本を、全く読まなくなりました。






どれもこれも

内容が同じだからです。







しかし、コーヒーへの向き合い方や考え方

店主独自のこだわりには、

それが理屈に合っているかどうかは抜きにして

魅力的だと感じます。






成熟した情報化社会の先には、

その情報をもとに

新しいコンセプトを作り出せる個人に魅力が集まっていく。

自分の意見を提案できる個人が力をもつようになっていく。







何故「意見」が魅力的なのでしょうか・・






それは、独自のものだからだと思います。






そして

今までにない「意見」の場合、

それは、新しいものだからだと思います。






情報がオープンでなかった時代

その情報自体が、はじめて触れたもので新しかった。

もうそうじゃない。






独自で新しいものがいつだって魅力的なものですよね。







自分自身の考え方を・・

そして新しい概念で全体像をつくることを・・・

情報に加工を加えて展開していくことを・・・

個人の活動として







これまでしてきたように、






これからも、

このブログでは実行していきます。