「私はどこに向かっているのか?」とあなたは自問します。
毎日、この質問を繰り返します。
目標志向という資質のために、
あなたは明確な行き先を必要とします。
行き先がないと、あなたの生活や仕事は、
たちまちいらだたしいものになる可能性があります。
ですから、毎年、毎月、さらに毎週でさえ、
あなたは目標を設定します。
この目標はあなたの羅針盤となり、優先順位を決定したり、
行き先に向かうコースに戻るために必要な修正をする上で、
あなたを助けてくれます。
あなたの目標志向は素晴らしい力を持っています。
なぜなら、それは、あなたの行動をふるいにかけるからです。
すなわち、特定の行動が目標へ近づくために
役に立つかどうかを本能的に評価し、
役に立たない行動を無視します。
そして最終的に、
あなたの目標志向はあなたを効率的にさせるのです。
当然ながらこの裏返しとして、あなたは遅れや障害や、
例えそれがどんなに興味深くみえようとしても
本筋から外れることにいらいらするようになります。
このことは、あなたを集団の一員として非常に貴重な存在にしています。
他の人がわき道にそれ始めるとあなたは彼らを本筋に連れ戻します。
あなたの目標志向は、
目標に向かって進むために役に立っていないものは
重要ではないということをあらゆる人に気づかせます。
そしてもし重要でないなら、それは時間を割く価値がないということです。
あなたは、あらゆる人を進路からはずさせません。