オピニオンリーダーとは
新しいもの、変わったものが好きなグループです。
世の中を変えようとするグループです。
未来をイメージできるグループです。
そしてリーダーシップをとるグループです。
このオピニオンリーダーと
その次に伝播するアーリーマジョリティには
深い溝がありました。
その深い溝は簡単には越えられませんが、
優秀なオピニオンリーダーの活動を通して
そのしくみを理解することが出来ます。
登場人物は3人です。
・コネクター(媒介人)
・メイヴン(市場通)
・セールスマン(説得人)
まず、コネクターとは、ネットワークのハブのような存在で
とてつもない人脈を持っている人たちのことです。
重要な点は、いろんな世界に接点をもっているというところ・・・・
ネットワーク理論でいわれている
「弱い絆の強さ」を証明している人たちです。
一つのある世界は閉じられた世界です。
結びつきは強く仲間内で情報は共有されています。
しかしその世界は結束が強いほど鎖国状態に近くなります。
コネクターは
まるで「出島」で交流するように、その世界と結びついている。
世界が違うほど、普段得がたい情報を得られるので
「出島」をたくさん持つほど、世界全体を見通せることにもなります。
彼らは、こうした「出島」をたくさん持ち、その都度、適切な港に寄って
交流したり、貿易したりと・・かなり仕事率の高い活動をしています。
例え、何年も接触がなくても
その関係をいつかのために大事にしていきます。
では、彼らは、どんな役割を果たしているのか・・
その「弱い絆の強さ」を使って、
口コミ伝染という大仕事を彼らはやっているんだそうです。
「コネクター」は、豊富な人脈を使い、
口コミ伝染で「深い溝」を越えようとします。