何であれ、大きな動きを起こそうとするためには、

多数派を動かさなければなりません。





でも、それはとても難しいことであることがすぐ分かります。






自分はどうしてるか?と問うことで・・






関心のある事柄は、

最新の情報を追いかけても

それ以外は、受身です。





受身情報の分野では、

受け取ってから、伝えるかどうするか決定するので

誰もが「多数派」になります。





飛び込んでくるまでになっている情報というのは

すでに、中継され、加工されているからです。






さて、受信して・・・

どんな反応をするでしょうか。







自分自身を振り返ってみても

「多数派」を動かすことがいかに難しいかがわかります。






その難しさは「深い溝」と表現できます。

簡単には飛び越えることが出来ないのです。





深い溝をわかつ右側と左側は、まるで

ほとんど気にしたこともない国の人と交流するようなものです。







ここで①の図をご覧ください。

流行の一生です。




Coffee Technologist 吉田一哉



・革命家ともいうべきものが新しいものを生み出そうとします。

 そして生み出します。(イノベーター)導入者


・新しい、変わったものが好きなグループが

 それをおもしろいと思って取り入れます。

 (オピニオンリーダー)初期採用者


・それが【翻訳】され、取り入れやすく加工されると

 それをおもしろいと思って多数派が仲間に入ります。

 (アーリマジョリティ)初期多数派


・流れが確実になると、遅れをとらないよう

 さらに多くの多数派が仲間に入ります。

 (レイトマジョリティ)後期多数派


・保守的で大きな流れにようやく気づいたグループが

 仲間に入るころムーブメントは下降線をたどります。

 (ラガード)出遅れ






ムーヴメントとは、このように生まれ、そして、終わりを迎えます。






この中で

誰もが気づいたように、

【深い溝】を越えることが流行たらしめることです。






しかし、異星人相手に、メッセージは伝えられないので

そのほとんどが、越えることはできません。

断絶かと思うほどです。





その不可能に思えることをやってのけるのが

オピニオンリーダーであり、

彼ら、彼女らの活動なくして、

ティッピングポイントに達することはありません。





非常に特異な存在であり、

彼ら、彼女らには、3つの属性が見受けられます。







オピニオンリーダーには


・コネクター(媒介人)

・メイヴン(市場通)

・セールスマン(説得人)



3つの異なる属性をもつグループがいるのです。








次回、ティッピングポイントの鍵を握る

この少数者たちの活動を明らかにしていきたいと思います。