それは、開墾作業です。
何もないところを耕して、作物を実らせる作業です。
またそれは、斜面を棚田にするようなものです。
活用できないと思えるものを活用していくことです。
またそれは、
砂漠を植林によって緑に変えていこうとするようなものです。
地道な活動でしくみ全体を変えていこうとする挑戦です。
たとえば、
パイは奪い合うのではなく、掘り起こしながら、
大きくしていかなければならない。
コーヒーに関心を持っていない人にほど、
もっと注目しなければならない。
そして、コーヒーが数ある飲料の一つにしか過ぎないこと、
食品全体をコーディネートするときの一要素に過ぎないことを
受け止めなければならない。
そして、そのコーヒーを単なる一要素から
食品全体の価値を増し加える存在までに
もっともっと引き上げていかなければならない。
この掘り起こす概念には、白い紙が一枚あります。
誰も手をつけていない領域なので、何も書かれていません。
そこに何かを書いていくこと。
しかし、あまりにも難しくて全く書けない・・
でも書こうとすること。
これは、これからの課題でもあり、
いつも持っているスタンスでもあり、
仕事、自身の生き方
全てを貫く基本的な考え方でもあります。