公務員のアフィリエイトは違法です。
元手がなくてもはじめられるので、アフィリエイトは公務員が実行しやすいものです。
多い人なら月に数百万円以上稼ぐことも可能で、それだけ見れば副業として成立するように見えます。
しかし、公務員のアフィリエイトは国家公務員法、地方公務員法に違反します(国家公務員法第103条、第104条、地方公務員法第38条)。
この違反は懲戒処分の対象になります(国家公務員法第82条、地方公務員法第29条)。
ただし、国家公務員法違反、地方公務員法違反は、刑事罰の対象にはなっていません。
だから、懲役やら罰金やらといった刑罰は受けません。
もちろん詐欺等、別の犯罪になるようなことをしたら別ですが。
バレたら懲戒処分
職員がアフィリエイトをしているのを当局が知れば、懲戒処分の手続きをするかを決めていきます。
懲戒処分には免職、停職、減給及び戒告があり、自ら営利企業等を営んだ場合には、最悪免職になります。
知り得ないことで罰することはできませんから、懲戒の手続きでは任命権者が独自に実態を調査して処分を決めます。
公務員なのにアフィリエイトをやっているのは
ということは、当局に知られなければ懲戒処分を受けない、ということになりそうです。
つまり、公務員でアフィリエイトをやっている人は、バレないようにやっている、ということなのでしょうか。
バレない方法は
公務員のアフィリエイトがバレないようにする方法はなくもありません。
バレなければ収入も入ってきますし、それだけ見れば副業として成立します。
バレずにやっている人もそう思っているのでしょう。
稼げますから。
しかし、バレなくても違反は違反です。
それは自覚しなければなりません。