美姫、雪辱の5位 表現力に磨きかけ | 光と影のドキュメンタリー!

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$光と影のドキュメンタリー!-lkiuy25日(日本時間26日)行われたバンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子のフリー。4回転サルコウに挑んで転倒し、15位と惨敗した4年前の屈辱を、少しは晴らした。だが、安藤美姫(トヨタ自動車)の手にメダルは収まらなかった。

 今季の安藤は波の激しい欠点が影を潜め、安定した成績を残すようになった。かつての「天才ジャンパー」が、表現力も含めた総合力で勝負するスケーターに変身。夏場には「ジャンプと表現力の両方を持っている選手が勝つ。自分はジャンプの印象が大きいが、欠けている部分をジャッジにアピールしよう」と表現力を磨くことに取り組んできた。

 ジャンプへのこだわりを捨てたのは、昨年の世界選手権。万全の状態でなく、フリー当日の朝の公式練習でニコライ・モロゾフ・コーチから本番での「3-3回転回避」を命じられた。釈然としない安藤が「回避したら『逃げた』と思われる」と反論したところ、同コーチは「フィギュアはジャンプだけでなく、どう表現して人に見せるかを競うスポーツ。それが分からないなら試合に出る必要はない」と激怒した。本番は指示通り3-2回転で臨み、見事に銅メダルを獲得した。

 バンクーバーでは表彰台には立てなかった。だが、かつての天才少女は、大人のスケーターとしての魅力をたたえてリンクで輝いていた。3月の世界選手権では、次はシャンプの難度を上げて表彰台に、立て欲しい。
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