たまたま2話を見る機会があって、以来すっかりはまってしまった昼ドラ、「デザイナー」。
録画してまでしっかり見たのは、昼ドラでは初めてで・・
本ッ当におもしろかったです!
毎回見どころ・つっこみどころ満載のドラマでしたが、中でも私のお気に入りは
鳳麗香と
柾♪
来週からこの2人に会えなくなると思うとホントに寂しいです。(つД`)
でもまぁDVD化決定ということなので、それまでのガマンですかね・・
1話以外は全部見ていたのに、買おうかどうしようか本気で思案中だったりする私です(汗)。
ついさっき最終回までの3話を一気見したため、まだ興奮冷めやらない状態ですが、ここはこのまま想いのたけをつづってしまおうと思います。
【亜美(松本莉緒)への想い】不幸な生い立ちをバネに、カリスマトップモデルにまで上りつめたのもスゴイけど、その地位を失ってもなおデザイナーへと転身する強さがスゴイ。
特に、たった1ヶ月で一流デザイナーの仲間入りを果たし(さすがフィクション!笑)、またたく間にトップデザイナーにのし上がってみせる多才ぶりと、努力を惜しまない姿勢には感心しきりでした。
その才能とエネルギーを、自分の幸せのために使ってくれたら・・と何度思ったことか。
復讐のためもあったろうけれど、本当にファッションの世界が好きだったから、モデルでもデザイナーでも、あそこまでの成功をおさめられたんだと思うんですよ。
最後のショーのテーマ選びといい、やはり血は争えないというか(努力家なところもそっくり)・・
そう考えると、憎しみに囚われているのがもったいない気もしたんですが。
でも、もし亜美が普通にデザイナーをめざしていたら、あそこまで急激に成長することも、トップデザイナーになることも、なかったかもしれないですよね。
亜美ってば思いっきり
愛に生きちゃうタイプだから。
また皮肉なことに、その
激しい憎悪こそが、亜美をあそこまで輝かせ、人を魅了してやまなかったようにも思います。
本人はそんなこと、ちっとも望んではいなかったんでしょうけれどね。
ただ誰かを愛し愛されればそれで幸せだったはず。なのに。
初恋の相手が実は父親で、結婚を約束した相手が実は弟って・・
どこまでもてあそべば気が済むのよ、神様!
(最強のライバルは母親だし、結局みんな身内かよ!笑)
うう。
来世こそは愛に包まれた幸せな生涯を送って欲しいと切に願います。
それにしても松本莉緒さんって目が大きいですよね~。
アップのたびに思わず見入っちゃって、ストーリーに置いていかれそうになりました(ダメじゃん、私)。
【鳳麗香(国生さゆり)への想い】トップデザイナーになるため、それ以外のすべてを切り捨ててきた鳳麗香。
彼女の生きざまは、まさに
「潔い」の一言に尽きるかと思います。
とにかくカッコイイ!
くるくる巻き髪で、語尾は「~てよ」。
どんなにはらわたが煮えくりかえっていても「亜美さん」と、あくまで“さん”付け(ひとり言でも!)。
そんなお嬢様全開な外見や立ち居振る舞いとうらはらに、内面にはしっかり芯が通っていて・・
人として、母親としてどうなのか?といった世間の常識は一切おかまいなし。
親も夫も子も、人並みの幸せも全部捨てて、ただひたすら信念を貫き、デザイナー街道をまっしぐら。
ここまで突き抜けてくれると、
いっそ清々しいわけです。
とはいえ、普通に考えたらなんて勝手な人なんだ!と反感を持つところなんですが・・
それでも応援したくなってしまうのは、彼女の
デザインにかける情熱と真摯な態度のせい。
「トップ」という壮絶な孤独の中で、来る日も来る日も最高のデザインを求めて努力する一途な姿には、感動すら覚えました。
そうした様子を見るうちに自然と、「ああ、この人はデザインにすべてを捧げてしまったんだ。すべては仕方のないことだったのかも知れない」といった気持ちになってしまうんですよね。
また、そうまでしてトップデザイナーであり続けたのに、いや、だからこそ、引き際も実に見事。
同じ女として憧れずにはいられない人です(*´Д`)レイカサマ・・そんな彼女が、亜美との最後の別れ際に見せた
母親の顔には、かなりくるものがありました。
娘にはトップを維持する孤独と辛さを味あわせたくない。幸せになって欲しい。
亜美に初めてむける、いたわるような優しい笑顔は、まさに母親そのもの。
でも、ようやく分かり合えた時が
決別の時だなんて悲しすぎる。(つД`)
そんな私ですから、最終回ラスト5分に至っては、もはや号泣です。
息絶えた亜美を前に言葉にならない声をあげる鳳麗香。
物言わぬ娘の髪を、ふるえる手でいたわるようになで続け、傷つき疲れ切った子供たちを抱きしめて泣き叫ぶその姿。
ううっ。なんて上手いんだ、国生さん!しかもこれが、お互いが親子だとわかってから、初めて3人揃ったシーンだなんて・・
人として泣かずにおれようか!(つД`)ウォーーン!
そんな悲しみを乗り越えて、新たにデザイン道を邁進する彼女の胸には、きっと誰よりも鮮明に亜美の存在が刻まれていることでしょう。
以前より柔らかくなった表情に、その変化が見て取れる気がします。
デザイナーという職業を通じて、実は普通の親子よりも深く理解し合い、強く結ばれていた2人。
亜美のためにも、鳳麗香は必ずや
トップデザイナーに返り咲くはずです。
上品で美しく、毅然としていて、なおかつ時折
少女のような可愛さをのぞかせる鳳麗香。
国生さんはまさにはまり役!
真っ赤な薔薇や、お嬢な巻き髪にもまったく違和感を感じさせず、確かな演技力でストーリーに引き込んでくれました。
さすがです♪
【結城朱鷺(塩谷瞬)への想い】毎回
現実離れした衣装で楽しませてくれた朱鷺。
当初は彼こそが鳳麗香の本当の子供で、その復讐のために、実はよその子である亜美を利用しているのでは・・と疑っていたのですが。
亜美に惹かれていく様を見るうちに、さすがにそこまであくどいことをしていたら、あんな風に亜美に接することはできないかな、と少し油断してました。
姉弟か!双子なのか!そうきたか!!まさかすべてを知っていてプロポーズしたとは・・想定外です。
愛を知らずに育ったがために、気づいたときには手遅れだったのね。_| ̄|○この時点で、すでに病んでいたとしか思えません。
思えば亜美に不幸を運んできたのはいつも朱鷺でした。
鳳麗香が母親で、どうやって亜美を捨てたのか、という事実を亜美が知るよう仕向けたのも朱鷺だし。
おかげで亜美は殺人未遂を起こした挙げ句、モデルとして致命的な傷を負うことに。
亜美が
鳳麗香殺害に成功していたら、どうするつもりだったんだろう?
このあたりから完全に、朱鷺は鳳麗香だけでなく亜美をも憎んでいるのでは・・
となると亜美は朱鷺にとって許し難い人物の子供?などと疑うようになったんですが。
その後
ラブラブになっちゃうから、わけがわからなくなってきたんですよ。
それとも、そういう支離滅裂な行動が、彼の病み具合を物語っていたんですかね。
心のどこかで憎みつつ、でも愛していた、というか。
2人の育った環境を考えると、確かに亜美の方が衣食住では苦労してるんですが、少なくとも「自分であること」においては自由だったと思うんです。
すべてを祖父に支配されていた朱鷺には、そんな彼女がねたましく思えたのかもしれません。
それに、大きくなってから再会した亜美は、朱鷺には無縁だった「友人」を手に入れていたし。
でも、
愛を知り始めた朱鷺のぎこちなさは、本当に可愛かったです。
初めてよその家にお呼ばれした時の戸惑いっぷりも良かった♪
どうせなら、あのまま亜美と幸せになれれば良かったのに・・と思わなくもありません。
幸せを知らなかった2人が、それで幸せになれるなら、ちょっと複雑だけど目をつぶってもいいかな、と。
そのくらい亜美にも朱鷺にも幸せになって欲しかったんです。
まぁ、私が許しても、
柾が許すはずがないんですが(汗)。
でも、2人が姉弟だとわかってみれば、青石さんに呼び出された食事会の席が、親子4人水入らずの一家団欒になるところだったんですね。
どこまでも運命に翻弄された一家。(つД`)
と同時に、やたらと句読点の多い、特徴的な話し方が共通していた朱鷺と鳳麗香にも妙に納得。
血は争えないってことだったのね・・?
次回作は映画だという塩谷さん。
朱鷺は結構特殊なキャラだったはずなので、次は自然な演技を見てみたいです。
【柾(丸山智己)への想い】正直に言います。
初めて見たときは大笑いしてしまいました。
だって、あんまりなカツラなんですもん。
そこまでマンガチックなロンゲ使う?って感じの。
でも回を追うごとに慣れてきて、違和感を感じなくなった頃にはすっかり
柾の虜に・・(汗)
朱鷺と亜美の2ショットを、ある時は背後から、ある時は物陰から
ジトッと見つめる様子がたまらない♪
その魅力にハマってからというもの、2人のラブラブっぷりが披露されるたび、ついつい
画面の端っこに柾の姿を探してしまう始末。(;´Д`)/マサキ ハ イズコ?
で、フレームに
黒~い長~い髪がチラッと映されたりすると、キターーッと狂喜乱舞。
亜美に向ける冷たーーい視線とか、特に表情を変えるわけでもないのにビンビン伝わってくるむき出しの嫉妬とか、実に秀逸でした。
丸山さん、イイですね♪
影に徹する立場上、基本的には動きの少なかった柾も、最終回直前では大活躍(?)で。
人が変わったようにキレて暴れる朱鷺を、必死に取り押さえようとする場面では、ホントに必死!って感じでこっちがハラハラしました。
柾の方が上背があるのに、ぶんぶん振り回されちゃってるように見えて・・
きっと監督から本気でやってくれって指示が出たんだろうな~、丸山さんて意外と腕力ないのかな~、とか思いながら見てました。
そうまでしてなだめた甲斐あって、やっと「若」に
想いを気づいてもらえた柾。
「感無量」とはこういう顔か、と思わず納得の表情でした。
「こんなにも側に、ずっと愛があったのに。
こんなにも深い・・愛があったのに・・」 by朱鷺そうね。その
深すぎる愛が問題なんだけどね。(汗)
下手に期待を持たされてしまった分、朱鷺が辞任する決意をしたことは、相当なショックだったはず。
朱鷺はそこまで考えていなかったと思うけど、柾にとっては、辞任=朱鷺が自分から離れることだったんでしょうねぇ。
そうして最終的な
悲劇の引き金が引かれることに・・
柾にとっては想定外の結果だったわけですが、当初の目的通りにはなったわけで。
多少心は痛むものの、満足しているのかなぁ?
亜美はいなくなったし、すっかり子供になった朱鷺に、一生付き添っていけるわけだし・・
私としては、朱鷺には生まれ変わった亜美を見つけて、ともに幸せになって欲しいと思うんですけど。
柾が許さないかなぁ?
『NANA』では
スキンヘッドを披露している丸山さん。
CMかなにかでチラッと見かけただけだったので、柾と同一人物だと知ったのはずいぶん後でした。
あっちでも無口な役らしいけれど、きっと存在感あるんでしょうね~♪
というわけで(あ~、長かった ←お前がゆーな!)。
とにかく濃いキャラクターが勢揃いした「デザイナー」。
告知でも各キャラたちが楽しませてくれました。
鳳麗香の高笑いとか、
柾の不敵な笑みとか、やたらと明るい亜美とか、マンガに没頭する朱鷺とか、みんなノリノリ♪
おかげでこちらも、最終回で号泣した後に告知で笑ってしまうという忙しさ。(;´▽`)
ぜひDVDにも入れて欲しいところだけど・・入らないんでしょうね、きっと。
■ドラマ30「デザイナー」公式サイト