マクドナルドは、4月下旬にコーヒーを40円値下げして100円にしたそうです。
その効果もあって5月の客数は前月より増えたそうです。
ところが客単価は前月より減り、結果的に売上は前の年を下回りました。
これは、どういうことだと思いますか?
マックにとってコーヒーは付属的なもので、それで売上を期待するものではありません。
だからコーヒーを値下げすることでお客が増えてくれればそれでいいのです。
こんな商品をマーケティングでは「フロントエンド」と呼んでいます。
つまりニンジンのような「エサ」なのです。
ところがそれがエサとしての効果を発揮するためには、お客が増えるだけではダメなのです。
増えたお客に主力の商品を買ってもらわなければならないのです。
そんな商品を「バックエンド」と言います。
そこで勝負するわけですから、そのバックエンドはきちんと利益を出せる値段にしておかなければなりません。
ところがマックは、主力のバリューセットとかポテトコンビまで値下げしたのです。
これでは売上が減るのは当然なのです。
マクドナルドがどうしてそんなことをしたのか分かりません。
でもマックは基本的に値段で釣ろうとしている印象があります。
あなたのお店ではどうですか?
フロントエンドとバックエンドという構造は、どんなビジネスにも大事な考え方です。
あなたのお店はそんな設計をしていますか?
まずは利用しやすいところから入ってもらって、少しずつ関係を作って信頼してもらって、価値のあるサービスを利用していただく。
それに満足していただいて繰り返し利用していただく。
そんな関係ができれば、さらに上級のサービスを利用してもらったり(アップセル)、違うカテゴリーのサービスを使ってもらったり(クロスセル)できます。
この段階に来ると、普段のサロンビジネスとは違う姿になるはずです。
そのときあなたのお店は、それまでの2倍の利益を上げてるかも知れません。