ある質問サイトにこんな書き込みがありました。
美容室を経営している人が書いたもので、携帯から予約できるシステムを検討しているとのこと。
いい予約システムを知りたいという質問ですが、そこに至る背景にも触れています。
それがいまの美容室の状況を表しているようなのでご紹介します。
あなたのお店の様子と照らしてみてください。
その人はサービスに自信があるようで、予約システムなど必要ないと考えていたようです。
ところが周りのライバル店の多くがシステムを入れて、24時間予約できるようにしていることを知ったのです。
しかも自分のお客からも「携帯から予約できるようにして欲しい」と言われるようになってきた。
そこでその理由を聞いてみると、こんなことを言われたそうです。
「仕事が忙しくて営業時間に電話できない」
「店が忙しいから電話しづらい」
「予約できる時間が分かると便利」
「思いついたときに予約したいから夜中でもできるといい」
それを聞いて、どうやら他の店の予約システムに慣れているのではと感じたとか。
それはつまり、そのお客は他の店に奪われていたということで、そのことがショックだったようです。
こうなるとさすがに焦って、検討せざるを得なくなったということのようです。
さて、あなたはこの話を聞いてどう思いましたか?
実際に私の周りでも同じようなことを聞きます。
ひょっとして、あなたもそんなことを聞いたことがあるかも知れませんね。
いまは殆どの人が携帯やスマートフォンを持っています。
そして自分に都合のいいことを選んでしまいます
ここで、マーケティングで言われていることをご紹介します。
それは、問い合わせの手段はできるだけ多く用意しておくべきだ、ということです。
電話やメールだけでなく、ホームページに問い合わせフォームを作ったり、ファックスも使えるようにするなど。
お客にはそれぞれの状況や事情があります。
あなたが想定しないことが意外にあるものです。
希望する手段が使えなかったり、少しでも手間がかかるとやめてしまうことが結構あります。
お客は決して辛抱強くないのです。
予約についても同じことが言えます。
ちょっとしたお客の便宜の考えることが大きな違いになります。