仲の独り言 -3ページ目

悪戦苦闘




先月のブログにも書きましたが、



古文書を読む、和歌を詠む、国語を学ぶ。

そんな金にもならない個人的な趣味から、

正漢字と歴史的仮名遣いを勉強中ですが、

これがなかなか難しい。

仮名遣いの方は少し慣れて来ましたが、

例えば「おります」→「をります」

「いる」→「ゐる」「ゆえに」→「ゆゑに」

「◯◯のように」→「◯◯のやうに」

「きょう(今日)」→「けふ」など。

ところが正漢字がこれまた難しい。

全く見覚えのないような漢字もある。

例えば「旧」→「舊」、「画」→「畫」

「図」→「圖」、「昼」→「晝」、

「欠」→「缺」、「担」→「擔」など。

文章にしてみると書けているようで、

仮名遣いは正しいけど漢字の方が新漢字、

もしくは仮名遣いが所々で現代仮名遣い(汗)

生まれてから染み付いているモノって、

思っているより無意識に出ますね(苦笑)

先人はこれを普通に読み書き出来た訳で、

勿論、我々の新漢字や現代仮名遣い同様、

先人も生まれてから染み付いていたモノで、

逆に新漢字や現代仮名遣いを使えと言えば、

今の僕のように苦戦したはずです。

故に戦前生まれの方の昭和21年以降は、

言葉が大きく変わってしまった訳ですから、

大変なご苦労だったのだろうと推測します。

それにしても日本語は本当に難しい。

齢50を超えて痛感しています(汗)