悪戦苦闘
先月のブログにも書きましたが、
古文書を読む、和歌を詠む、国語を学ぶ。
そんな金にもならない個人的な趣味から、
正漢字と歴史的仮名遣いを勉強中ですが、
これがなかなか難しい。
仮名遣いの方は少し慣れて来ましたが、
例えば「おります」→「をります」
「いる」→「ゐる」「ゆえに」→「ゆゑに」
「◯◯のように」→「◯◯のやうに」
「きょう(今日)」→「けふ」など。
ところが正漢字がこれまた難しい。
全く見覚えのないような漢字もある。
例えば「旧」→「舊」、「画」→「畫」
「図」→「圖」、「昼」→「晝」、
「欠」→「缺」、「担」→「擔」など。
文章にしてみると書けているようで、
仮名遣いは正しいけど漢字の方が新漢字、
もしくは仮名遣いが所々で現代仮名遣い(汗)
生まれてから染み付いているモノって、
思っているより無意識に出ますね(苦笑)
先人はこれを普通に読み書き出来た訳で、
勿論、我々の新漢字や現代仮名遣い同様、
先人も生まれてから染み付いていたモノで、
逆に新漢字や現代仮名遣いを使えと言えば、
今の僕のように苦戦したはずです。
故に戦前生まれの方の昭和21年以降は、
言葉が大きく変わってしまった訳ですから、
大変なご苦労だったのだろうと推測します。
それにしても日本語は本当に難しい。
齢50を超えて痛感しています(汗)