私の國語敎室 | 仲の独り言

私の國語敎室




5月に入り、GW真っ只中ですが、

皆様はどのようにお過ごしでしょうか?

僕は用事が後半の5/3~5/6に集中した為、

4/28、29の前半は読書をしていました。

どんな本を読んでいたかというと、

「私の國語室」 福田恆存著

歴史的仮名遣いについての本です。

私達が今使用しているのは現代仮名遣い。

昭和21年11月から使われていますが、

それ以前の時代の本を読もうと思ったら、

現代語訳されている本は別ですが、

歴史的仮名遣いで書かれていますので、

原本などは読むのに大変苦労します。

僕は戦前の本を10冊ほど所有してまして、

学校では古文で少し習いましたので、

感覚では何となく読む事は出来ますが、

やはり所々で読むのに苦労しますし、

書くとなるともっと難しい。

使われる漢字も現在とは違います。

この本のタイトルも現代ですと、

「私の国語教室」になりますが、

「国」→「國」、「教」→「敎」なので、

「私の國語敎室」となっています。

著者の名も「福田」→「福田」で、

しめすへんが「ネ」ではなく「示」です。

他には例えば「会う」→「會ふ」とか、

「売る」→「賣る」になりますし、

地名でいえば「横浜」→「横濱」、

日吉繋がりだと「慶応」→「慶應」など。




感覚だけでは良くないと思いまして、

便利なネットで学ぼうと思っても難しく、

書籍で何か良いものは無いだろうか?

そこで国語を専門としている方から、

「私の國語敎室」を勧めて頂きました。

他に「みんなのかなづかひ2024」を、

塾の講師をしている友人から頂きました。

ところが二日かけて読んでもサッパリ(汗)

これは何度も読み直しながら学ぶしかない。

日本語は本当に難しいです(苦笑)