こんばんは
品川区大井のニキビ博士・片柳です
本日もご質問をいただきました
質問:シミは肌を守るために作られると聞きましたが本当ですか?
(品川区:Hさん)
ご質問ありがとうございます
結論から申し上げると、
肌にはランゲルハンス細胞と言って、皮膚の免疫細胞であり、肌を守るために黒い色素を出す細胞があります
では、もう少し詳しくご説明します。
ランゲルハンス細胞とは、表皮の有棘層に存在し、
核の周りに樹枝状に伸びた突起を持つアメーバ?ヒトデ?のような形をした肌の免疫反応を司る細胞です
ランゲルハンス細胞の主な働きは2つ
皮膚で起きていることを脳に伝える
外部からの異物・ウイルスなどの侵入を受けると、退治する指令を免疫細胞に出して体を守る
ランゲルハンス細胞はたくさんのレセプター(受容体)を持っていて、そのレセプターが異常を感知すると、脳に報告し、脳は侵入者を退治する指令を出します。
また、レセプターで外部からの侵入物を感知し、侵入物を取り込んだランゲルハンス細胞は、情報をほかの免疫細胞に伝達し、免疫システムが活性化して異物退治を始めます。
このように、
人間の体において免疫系は他にもありますが、
ランゲルハンス細胞は見張り役として非常に重要な働きがあります
では、
ランゲルハンス細胞はどういった時に正常に働くなるのでしょうか
いくつかの原因をあげてみます。
紫外線
ストレス
石油系合成界面活性剤
化学合成食品の摂取
加齢
活性酸素
・・・肌には大敵ないつもの顔並びです
これらが原因でランゲルハンス細胞が弱ってしまうことで、皮膚の生体恒常性機能が衰えて、見張り役がいなくなった皮膚は、荒れてニキビの原因にもなってしまいます
ランゲルハンス細胞に元気で活躍してもらい、
肌がいい状態を保てることが望ましいと思います
もう少し詳しく説明したいところですが長くなるので、
本日はここまで
お読みいただきありがとうございました
ニキビ博士・片柳ちひろ
(INFA 国際ライセンスゴールドマスター取得。世界へ伝えたいエステティシャン20人に選ばれる。)
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