団体としては、拝見するのは2回目の作品になります。
楽しませて頂きました。作品の雰囲気も内容もとても好きな作品でした。
「自分に何が出来るのか」と思い、行動する、ただそれだけで世界は平和になるのでは。そうした想いを強く感じる作品でした。人が人を思うただそれだけなんですけどね。難しいですけどね、日々を暮らしていくだけで精一杯ですから。
扱う内容にしても、日本って色々な神が存在しますよね。ある意味無宗教な面もありますが、陰陽師とかそうした世界観が、好きな人間としてはかなり今回の作品はスッと入っていけました。
伊藤さん、主人公。現代人、流されやすくでも、優しい一面が垣間見えるのがいい。情けないけど、どこか憎めないのももいいなぁと。会話のテンポが好きだなぁと思いました。
夏空さん、トヨカ役。冷めてるようにみえて、実は凄く純粋。その可愛さが良かったなぁ。シンタとのやり取りはニマニマしながら観てました。
ギャバさん、村長役。久しぶりにお芝居拝見しました。割とトリッキーな役が多い印象のある方なので、今回の落ち着きのある役所は以外でした。でも上手いなと感じるのはさすがだなぁ。でも時折みせる、間の抜けた感じは観ていて、面白かったです。間の取り方も芝居も好きだなぁと思える役者さんです。
篠田さん、チヨ役。今回観るキッカケになった役者さん。相変わらずの愛くるしさは眼福でした。しっかりとしたお姉さん役。優しさと、愛情に溢れたいいお姉さんだと思いました。
相楽さん、ゲンクロウ役。殺陣は相変わらずの旨さ、シンタとのぶつかり合いは立場の違いから。でも心の中の熱さは不器用ながらも感じる。けどふと見せるユーモラスな言動は物語にとってはいい緩衝材。効いてたなぁと思いながら観てました。
斎藤さん、ミサキ役。最初はぶっ飛んだ娘が出てきたなぁと思いきや、実は物語の核となる鍵を持っている人物。この子の存在がシンタ、ゲンクロウの行動に繋がる。観てる側としてはこの子が何も知らないというのも、物語の展開を面白くしている要因の気もします。後、彼女の存在が未来を予感させているようで観ていてわかった後は、何かホッとさせる印象にも繋がるような気がします。彼女の明るさも作品にとってはいい印象に繋がるっているなぁと感じました。
椎野さん、センジュ役。神社の神主役ですね。実は1番作品の中でのイチオシであり、ツボの役でした。こういう立場のとれる人でありたいと願える役でしたね。それぞれの立場を慮り、行動に移せる人でありたい。ある意味、意味深な役ではありますが好きでした。
しなこさん、オダナ役。悲しい役ではありますが、役ならではの迫力も感じました。流れは避けられないし、受け入れるしかないのもあるとは思うのだが。割り切れないのも事実。でも引き下がるのは彼女の愛情なのではないかという思いもあります。
楽しませて頂きました。泣きましたよ。それぞれの思いに。作品としてとても好きでした。
ここらで締めたいと思います、皆様お疲れ様でした。