26/09/17 五島勉 ノストラダムスの大予言 | ptureのブログ

そういえば、ちゃんと読んだこと無いかも。まさに昭和的な大ブームだったわけで、1999年には自分は何してるんだろうなんて考えてたことを覚えてる。支離滅裂な幾編もの詩がいろいろな未来を予言しているけれど、そんなものは解釈の仕方でどうにでもなるものでしょう、と結論づけてたよな。そして7月を超えてのY2K。今に至る。結論を知ったあとに読むのは、犯人を知った状態のミステリかしら。ふーん。しっかり書かれてるんだな。各方向からのつっこみを想定しての説明がまずは見事。これは十分信じるに値する感じだし、テレビで扱うにはもってこいだよ。どんなことでも真剣にみたいな感じが懐かしい。一方で当時の空気がレトロでいいなあ。ロケット戦争だとか、超光化学スモッグだとか、さも万能なコンピュータ推測だとか。環境汚染なんてのは新し目の概念だったのかもしれない。毒物の汚染の恐怖がかなりのページを割いてるよな。フリークス的な奇形生物を全面にだして。今なら、ピーってところか。しかし、もう少し時期をぼやかして、ハズレた場合の言い訳みたいなところがほぼないのも驚いた。だからこその大ベストセラーになったのか。もう、当たらないわけがないみたいな一発的な。今これだけの熱量のトンデモ本ってないかもなあ。楽しみました。