26/04/24 木古おうみ 偽葬家の一族 | ptureのブログ

これはなかなか癖があるなあ。怪異とは勝手に発生するもの、それに理由なんかないもの。なので、消し去れない。だったら、発生に理由をもたせればいい。想い人をまち、全く現れない想い人を恨み、その恨みが怪異となったみたいなストーリーを怪異におっつける。それを信じた怪異に想い人は実はあなたを思って死んでいったと告げ、恨みを霧散させ、怪異を消し去ることを偽葬とし、他人ばかり7人が偽の家族を築きながら日夜、行動する。こうやって書いても、なんか今ひとつ腹落ちしないんだよな。よくこういうことが着想できるなあと感心してしまう。この作家、以前一冊読んだけど、あれも癖あったなあ。きっと好きな人は狂喜乱舞するのかもしれぬ。楽しみました。