26/03/07 梅原猛 少年の夢 | ptureのブログ

大学入試の問題にこの作家の論文が出てたな。これは講演したものを字にしたもの。しかも高校生と小学生に行ったものなので、とてもわかりやすかった。自身も含めて”学者”とはどういうものかの記述が鮮烈。学者とは孤独である。常識を疑い自ら信じる仮説を押し通す。周りからすれば、変人にしか思えない。地動説なんかはまさにそれなんだろうな。なるほど。逆になあなあの人は学者として大成しないってことか。ところでこの作家は哲学者。哲学における仮説ってなんなんだろう。哲学とは人の生き方を示す学問みたいに書いてあった。それ、学問になるのか。体系だてて分類したりはできそうだけど、そこから新しい論を史実の理解以外に求めるのってどうやるんだろうか。そのあたりに興味が湧いても、哲学書は多分理解できないだろうしな。 

もうひとつ、インパクトのあった内容。日本の誇りは、日本は森が多いこと、森とともに生きる文化が日本の根底だという。ああ、確かに。ほんとだ。森は自然そのままである必要はない。人が作り出してもいい。なくしてはいけない。うん、これからそこんとこ、意識していこうかな。おもしろかった。