25/12/08 秋川滝美 きよのお江戸料理日記 | ptureのブログ

時は1820年代。深川の料亭に奉公してる姉弟。歳は23歳と20歳。ちょっと高めだよ。お姉さんが主人公で、作った座禅豆がある与力に気に入られたのをきっかけに料亭の中で料理人として修行を始めていくという、鉄板なストーリー。だけど、ちょっときよちゃん、自分を卑下しすぎ。読んでて、さすがに辟易してきちゃったりして。一方で、きよちゃんを取り巻く人達は人情派のいい人ばっかり。男女双子として、生まれてきたきよちゃんは縁起悪すぎとして、家の奥に隠した両親でさえも実はいい人だとか。男女双子の女の子は忌み嫌われるって知らんかったな。ひでえ話だ。江戸の文化というか当時の生活が垣間見えるのが、この手の物語のいいところだけど、これもしっかり出てた。朝暗いうちから隣の家から七輪かりて土間のへっついと合わせてご飯を作るとか、寒さと眠さが伝わってくるよ。深川のあたりは井戸の水はしょっぱくて飲めないから、水を買ってただと!知らんかった。うん、いいじゃないか。シリーズになってるんだ。弟も馬鹿っぽいけど、姉ちゃん好きのいい奴みたいだし、続けて読みましょう。おもしろかった。