続編だけど、前作は全く覚えてない。ただ自分の中で高評価だった。あれから10年以上たったあとの話。元詐欺師の武沢は、女子中学生のキョウちゃんと知り合う。シンママ家庭だけど、3月に母親はショッピングモールのテラスから落ち、祖父母に引き取られる。祖父母はとてもいい人で、今はお遍路で一週間は帰ってこない。請われて武沢の部屋で過ごすようになる。母親は詐欺にあい、大金をだまし取られ、祖父母の会社もそのせいで潰れた。その詐欺師を母親は刺したがその後、行方不明。そして生きており、かつ、いまだに詐欺をグループでしていることが判明。よし、そいつから、キョウの母親が奪われた金を奪い返そうと、前作からの知り合いのメンバーといっしょに詐欺をしかけるというお話。頭脳が小学生のテツっていうのがほんわかムードが醸し出される秘密だな。大人たちはテクノロジーについていけないし。もちろん、スリとかのスキルはすごいけど。ストーリーの緻密さはお見事。おー、まさか雇った探偵も無効の手先だったかとか。そしてキョウの本当の正体がいい人?あるいは悪い人?みたいに考えを上手く揺さぶってくる。これ、コンゲーム小説の醍醐味かも。んで、最後は小どんでん返しいれてのハッピーエンド。おもしろかった。