24/12/01 森崎緩 株式会社シェフ工房 企画開発室 | ptureのブログ

なんとも元気な主人公の七雪ちゃん。初っ端から、初めての一人住まい。何よりも嬉しいのは自分専用のキッチンがあることだって。こんな事言う小説って会ったことなかった。そうか、料理好きなのか。しかも好きになったきっかけはあるメーカーの料理器具から。高級品というよりもアイディア満載の使いやすい品。そのおかげで料理が得意になって。そしてそのメーカーに入社できた。しかも、使ってきた道具への愛のこもったレビューを面接で行った結果。いやあ、気持ちいいなあ。開発室の先輩方もみんないい人。というか、七雪ちゃんにどんどん触発されて、道を究めんと前向きになっていく。開発室だけじゃなくて営業の若い先輩さんまで。こんなふうに仕事を楽しめたら素敵だろうなあ。これから就職する人。ぜひこの本を読んで諦めないで自分のやりたいことを見つけてくださいってなもんだ。しかし、長野から札幌に引っ越して、仕事に全力すぎて全然札幌の街並をみれてないってすげえよな。時々七雪ちゃん、学生時代のスキーの選手時代を思い出す。怪我でやめざるを得ず、親友は実業団デビューして、羨ましくも思ったりと、学生と社会人の気持ちが入ったり来たりという描写も、初々しくて好き。料理というよりも料理道具愛に満ち溢れてるよな。そこがアルミで側面がシリコンの鍋で、ストーブにかけられる?実際あるのかな。うん、おもしろかった。