読みながら、行きつけの薬局の薬剤師さんにこの本差し入れしちゃおうかなと思った。日頃の感謝の意味を込めて。なるほど、処方箋については納得できなけば、医者に内容確認できるというか、しなきゃいけないのか。薬剤師さんは処方箋のみでどういう病気かは知らないのか。これは盲点だったな。ピルってニキビの薬としても使うことあるのか。薬というのは奥が深いなと実感。そして、薬剤師さんは医者とともに、患者を見守り、時には治癒のサポートをしてくれる。ただ処方箋に書かれたものを準備して渡すわけではないってことを改めて知った。毒島さん、キャラたってるな。よく見ると美人らしいけど、ほぼニコリともしない、凄まじい薬オタク。できる限りあらゆる薬を自身で試して見る方針だそうで。現代医学的な薬にとどまらない。ときには治療効果はないとされるホメオパシーだって試す。単なるプロ意識じゃないよな。秘めた好奇心がものすごく強いと見た。医者の誤診断を見つけて爽太を脚の裏のかゆみから救ったり、アトピーの薬がホテルの部屋からなくなった親子を落ち着かせたり、ヤブ医者に頭にきたりと盛りだくさん。どれもいいな。表現も簡素だけど軽い感じはしないし。次も読みましょう。結構たくさん出てるみたい。おもしろかった。