24/09/06 香月日輪 地獄堂霊界通信2 | ptureのブログ

前巻同様ホラーしてて、いいじゃないか。1話目は古い家になにかがいる。そして壁に仕掛けがあり、座敷牢が。一体この家はと言う話。最後は八つ墓村みたいに大炎上にて完結。ただ目が外人のように青かったから座敷牢だって。どれほど日本人は閉鎖的だったんだろうって、悲しい気持ちになるよ。2話目は両親と二人の姉妹が兄に殺された物件に住む女の子が段々おかしくなる話。ただ憑かれたというわけじゃなく、その場の霊と同調してしまった結果だったというところが味噌。何で同調したのか。金への執着。ああ、さもありなんだなあと思いつつも小5の悪たれどもにはそこまで、金が必要な理由がわからんというところがなんともかわいらしいところ。欲しいものが返るお金以上はもうわからんということだろうな。ただ、女の子はお母さんを助けたいの一心から始まったことではあるんだけど。最後は空前絶後、可憐な美少女が引っ越してきて3悪たれがメロメロになる話。これは悲しかったなあ。彼女は過去の記憶が曖昧。身内もいない。でも明るくけなげに前を向いて生活しようとしている。彼女の正体、それは反魂の術でこの世に作り出された生きる人形。その存在は決して許されない。悪ガキだけじゃない。読んでるこっちだってどうか、助けてやってくれないかと祈る気持ちだよ。でも届かなかった。というところで粋なラスト。ちょっと救われる。うん、このシリーズ、おもしろいなあ。大人が読んでも全然問題ないよ。