24/05/30 川上弘美 蛇を踏む | ptureのブログ

久々に、超フリーダムな話だ。ぶっちゃけ理解しようとしてもだめ。一話目の「蛇を踏む」。主人公の女性が仕事を終えて帰宅する際に蛇を踏む。蛇は人の姿になり消える。そして彼女の家に入り込んでる。私はあなたのお母さんよと言って、食事の世話をしたり。もちろん主人公は女性は蛇とわかっているし、そのことを言う。蛇も否定しない。それどころか頃合いを見計らって蛇の姿に戻ったり。ちなみに彼女の働き先は数珠屋。そこで事務をやってる。もう、なんだかとりとめがないというか、理解するきっかけを見つけようと思うんだけど、見つからない。次の話はさらにそれに輪がかかる。婚約をした長男をもつ一家の話。人が消えたり、人が小さくなったり、存在を忘れちゃったり、もうなにがなんだか。一話目からもう、理解しようとするのを辞める。字を追って、情景を思い浮かべて理解しようとしない。ああ、そういうもんなのかと思うようにする。こういうのを書く作家さんも推敲とかするのかなあ。ああ、ここはこうじゃないんだとか、これじゃ矛盾しちゃうとか。あとがきに作家の言葉がある。自分はうそがたりと読んでいるみたいな。にしても、こんな妄想をするってどういうことなんだろう。ちなみに蛇を踏むって話は芥川賞だそうで。なんか納得。新機軸の文学みたいなってか。何年かに一冊読むくらいじゃないと俺には無理だな。普通でした。