24/01/13 蒼月海里 深海カフェ 海底二万哩4 | ptureのブログ

既刊はここまでだから、これが最後と思い、読み進む。流石に4冊目となるとリンちゃんが女の子に間違われて、そこを突っ込むのも、色褪せてきた。まあ最終巻だからいいんじゃないと。今回はリンちゃんの大事な思い出がシータに吹き飛ばされ、その欠片を深見と一緒に心の海を探しまくるという話。あ、なるほど、心のかけらとなる宝物を深見が料理してそれを食べると思い出が蘇るのか。いやあ、今更その流れに気づくとはこれまでかなりいい加減にこのシリーズ読んでたんだな。これまでは不可思議な深海の生き物に魅せられるほうが多かったからな。すみません、そんな読み方してまして。今回はいずれも心の海はサンシャイン水族館。ここ、俺自身も一番訪れた回数が多い水族館なので、なんか嬉しい。考えてみれば、都内の立派な水族館っていったら昔はここだったからな。読みながら、ストーリーとは全然関係ない思い出が蘇ってくるんだよ。それが心地よい。そして、読み終わる。あれ、物語をしめくくる感じじゃないな。今回のエピソードはこれでおしまい、よかったよかった、次のお話をお楽しみに!って感じ。続くのかな。でもこれでおしまいでも惜しくはないけれど。楽しみました。