自分はクラスのみんなに好かれていると思ってた。でもそうじゃなかった。卒業間際のカウントダウンの中で毎日、クラスの一人にみんなが寄せ書きよろしくクラスのSNSに書き込んでいく。うん、これ残酷だよな。人気のあるなしで書き込みの量もかわるし、それがみんなに見えちゃうわけで。しかも中学生でしょ。なるべくみんな平等になんて考えないもんな。新たなストレスだよな。ただでさえ中学生くらいは思い悩む年頃だし。今回は言葉屋に泥棒が入りそこに暗号めいたメモが落ちていて、暗号をみんなで解読して、言葉屋を荒らすやつをつかまえようというお話。語くんが会議という形態に凝ってて、解読のために図書館の会議室を借りてそこで調べまくる。会議ってそういや、大人になってからの言葉かも。学級会とか、ホームルームとか、ワークショップとかだもんな。ちとこの暗号の説明とかが長くて冗長だったかも。でもその後の展開はスピーディ。言葉で人を傷つけて、それが重く自分にのしかかる。どうしてあのとき、あんなことを言っちゃったんだろう。そしてかいてしまった恥をいやしてくれる物はない。それを忘れず、同じことをしないように、生きていく。それしかないんだよってメッセージが染みた。その通りなんだよ。言葉を間違えたことのない人なんていない。恥をかいたことがない人なんていない。自分の昔だけじゃない、今だって日々産まれる恥。ここを主題にもってきたかー。頷きまくってしまったよ。でも、犯人の女の子はみんなの暖かい言葉で先にいけそう。詠子ちゃんの恋心も育っていく。ハッピーエンドだね。おもしろかったじゃないか。