レオとクロの、共闘がなんともかっこいいじゃないか。自分たちが好きになった人類のために。レオの正体をしったホスピスの院長先生、大物だな。びっくりしないで、受け入れちゃった。さらには街の人達を救うためのレオの、言霊による指示をすべて聞き、その通りにうごいちゃって。一件落着のあとにはレオを相棒のように思い、時には相談したりなんかして。何よりもこのホスピスの人たちはみんな心残りなく晴れ晴れとあちらの世界に旅立つのがいい。ああ、ファンタジーなどと思いつつも、一方では娘を残して死ぬ苦悩を描き、そして死んでいく現実の対比。医者だからこその現実の残酷さを描ききっている。医者が書いた本ってそういうところ多いと思う。しょうがないということなのかな。誰にでも起こりうるということということなのかな。両方だわな。今回、敵となる存在がちょっと馬鹿すぎて軽い感じになっちゃったところが勿体なかったな。人でないから、同情は当たり前、このやろー死んじまえって気持ちもわかなかったよ。まあ、その分、動物を仮の姿にまとった戦いはよかったんだけど。あとに残った人はみな幸せに暮らせそう。よかったねえ。不幸になりそうでも、二匹の天使がいるこの街だからきっと大丈夫なんだろな。うん、おもしろかった。