今回は扉子ちゃん高校生。最初の話から 10年以上たってる計算だな。扉子ちゃんはどうやらますますきれいになり、栞子さんは昔と変わらないらしい。なんかずるい。離婚した父を持つ男子中学生。その父が病死して、千冊ばかりの本を引き継ぐ。祖父はビブリア堂もつきあいのある古本屋経営。その祖父が相続した本を読まないだろということで売ろうとする。中学生の母はなんとしても本を相続したくて、ビブリオ堂に相談して。今回もふんだんに本の匂いを嗅いだなあ。映画のパンフレットを盗もうとする夫婦。なんか憎めない。少年が映画の話を聞いてくれてそれがとてもうれしかったって。樋口一葉の数冊の古書には5千円の新札がはさんである。なぜ?そして少年の父が好きだったドグラ・マグラ。内容、思い出してきたよ。また読もうかな。祖父はなぜ売ろうとしたのか、母は全部引き取ろうとしたのか。その理由すげえ。逆かよ。でも母親の気持ちはわかるけど、だからといって小さなときから本を読ませなかったってことでしょ。これはありえないなあと。栞子さんの母親がラスボス的にただよう。え、自分の後を継ぐ人がほしい?悪者の割にはずいぶんかわいい動機だなあ。やっぱこのシリーズは面白い。特に今回はどんでん返し的な真実って感じだし。ドグラ・マグラをオマージュするような話の構成だし。続きあるんだ。むー。毎回買うか。