裸王の部屋です、こんにちは(・∀・)!
4月23日は「ことしもまた新たな縁を結ぶ会」に参加してきました!と前回ブログでご報告しました。
基本的に人見知りな僕としては、あのような場はやはり苦手なんですね。
しかし、あえてそういう場に参加することの大切さも学びました。そうでないと思考が偏ってしまいますよね。
僕などは技術系専門職ですから、特にこのような場は大切だと実感しました。
そんな中で当日はいろいろな人から多くの学びをいただいたのですが、ちょっと違う視点から感じたことをまとめてみようと思います。
当日登壇された方々は、研究者・役人・医師・医療従事者・メディア関係者・社会学者等、様々な分野の人達でした。そんな方々がお話しされるわけですから、自分の専門外の話をされたら分かんないことも多いだろうな~なんて考えていました。
しかしそんなことはなく、どの方のお話もすべて分かりやすかったです。ビックリするくらい。
だから僕は当然こう思ったわけです。「きっと分かりやすく専門用語を使わないで解説してくれているのだろう」と。
けど実際には、「専門用語」というか「正式な用語」はしっかり使っているわけですよ。
「本当の意味での専門用語」ってやはり必要だと感じました。相手が専門家でなくても、専門用語を「適切に」用いることと「分かりやすく」伝えることがセットになることが大切ですね。
専門用語を使わない=分かりやすい、ではないと言うことは本当によく分かりました。
よく考えてみますと、僕たちは専門用語=略語、と勘違いしてはいないでしょうか?
よく聴く批判として、例えば「pt」って何?何の略?みたいな。他にも脳卒中発症したらよく「アポった」とか言ったりしますが…
それは専門用語を使っているっていうのでしょうか?違いますね。
これは「略語」として使っているだけでしょう。「専門用語」を使っているわけではありません。
僕たち理学療法士は「リハビリ専門用語」を使っているわけではありません。「医療用語」を使っているわけです。当然その用語にはそれぞれの意味があり、「適切に使う」ことで適切に「相手」に伝えることができます。
相手があってのことなので、何でも簡単にすればいい、専門用語を使わなければいい、と言うことではありません。相手に適切に伝わる・伝えることを最も重要なこととして考えれば良いだけのことです。
要は適切な用語を適切な場面で使いましょうということですね。そうでないと無駄な労力が必要であったり、逆に伝わりにくくなることもありますから、気を付けていきたいものです。