日本の理学療法の動向 | リハビリに注ぐ少々のスパイス

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最近見てびっくりしたのは、『資料』というカテゴリーにある、

世界理学療法協連盟加盟国の教育、臨床実践、プロフィール

という資料。

2013年時点で121カ国が加盟しているようです。
その中で、日本の動向がすごい・・・

理学療法士の数が世界一多いのはどこだと思いますか?





正解はアメリカです。
さすがですね、約20万人。
ドイツが136000人、日本はこの時点では100560人です。

今年の国家試験の合格者の話を聞くと、番号は13万台に突入しているようですので、どんどん増えているのが見て取れます。

でも、それよりビックリしたのは卒業者の数
世界一の人数のアメリカですら7198人なのに、日本は11064人!
いやいや、これはあまりにも多すぎるのではないでしょうか?

別に多いのがいけないとは言わないけど、やっぱこうなってくると大切なのは卒後教育ではないかと思います。
アメリカなんかは大学6年もいかないといけないので、かなり大変です。
日本はまだ専門学校であれば3年で卒業できてしまうので、それだけ人数が多いのも納得。

では、そこに質が伴っているのか?
と言われると答えはNOでしょう、残念ながら。

今の養成校の教育では臨床力が乏しいのが現状。
それなら、早く臨床に出て現場で学ぶというもの一理あると思います、闇雲に4年、6年と学校に通えばよいというものではない。

私が思うことは、今までとは発想を変えてもっとさまざまな形での卒後教育の充実を急務としないと、数ばかりあふれて質の低い理学療法士が増えてしまう。
そしたらまた診療報酬が下がったりしてまさに自分の首を絞めている状態・・・

だからこそ、こんな私でもセミナーにて講師をしている意義があると思うのです。
力はまだまだかもしれないけど、それでも多くのセラピストたちに支援してもらい、教えることで皆の力になれているはず。

それが私の行動理念であり教育の考え方なのです。
もちろん、私も毎月のように外部の勉強会にも参加して新しい知識を取り入れています。

どんどん前に進みましょう。

まさに過渡期とは今のことなのでしょう。