では、前回の続きです。
前回はアシドーシスのメカニズム的なところをお話しました★
呼吸性アシドーシスになるとどのような症状が出るのでしょうか?
呼吸性アシドーシスでは、高炭酸ガス血症に加え低酸素血症を併発するため多彩な症状が出ます。
色々書いてあったのですがその一部分かりやすかったやつを紹介します。
頭痛や振戦が初期症状として起こりやすいようです。
また、体温は上がらないのに発汗が著名になることも特徴の1つのようです。
その後傾眠となり、昏睡状態になります。
頭痛に関しては二酸化炭素の血管拡張作用による頭蓋内圧亢進の結果生じると考えられています。
振戦についてははっきりとした原因は明記されていませんでした。
羽ばたき振戦は高炭酸ガス血症の特徴です。
ここで、アシドーシスの治療について触れておきます。
注意点として、高濃度の酸素投与によるCO2ナルコーシスの増悪です。
本来、呼吸中枢は二酸化炭素濃度の変化に敏感ですが、Ⅱ型呼吸不全のように慢性的に血中二酸化炭素濃度が高いとそれに慣れてしまいます。
すると、呼吸中枢は酸素濃度の変化を頼りにするようになります。
そんな患者に多量の酸素を投与するとどうなるでしょうか?
『あっ、酸素がいっぱい入ってきたぞ。もう呼吸は控えよう』
と呼吸中枢は判断し呼吸が抑制されます。
その結果、ますますCO2ナルコーシスが進行するという悪循環になります。
ここは理学療法士の管理するところではありませんが、知識として知っていたほうが良いでしょう。
ですので、治療としては低濃度の酸素投与から開始することが良いとされているようです。
少し長くなりましたが、アシドーシスに関して説明しました。
血液ガス検査の結果にpHや血中二酸化炭素濃度などは書いてあるはずなので、確認してみてください。
次回はもう少し理学療法評価について、運動負荷試験などに触れてみようかと思います。
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<編集後記>
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