11月下旬に、リクエストをいただいて
依存/共依存ZOOM講座をさせていただきました。

https://helloaini.com/travels/38360?prcd=WZG4X

 

 

10代のお子さんの悩みを抱えているというご両親の方でした。

 

依存とはどんなものか、

なぜ止められないのか、実例を交えながら

そういった知識面をまず理解していただいて。

 

 

その上で、これまで取られていた対策はどんなものか伺いましたが、

難しいのは、依存症は強い「認知の歪み」を持ってしまうことです。

 

つまり本人は、依存を続けるために

あらゆる言い訳や嘘をついてでも押し通すわけです。

 

 

それに、どう対処していけばいいか。

ご本人にリアリティをもってもらい、

整理的に嫌だという感覚のタネを感じてもらう。

いざという時に、逃げられるように。

 

また注意したいのは、

無意識に依存を支えるイネーブラーとなりやすいこと、

具体的な改善方法まで提案させていただきました。

 

 

そして、斉藤章佳先生の「性加害者プログラム」講座に何度も参加してきて、

本人がスケジューリングやコーピング(対処の方法)を事前に複数持っておくことや、

伴走者となるキーマンの必要性、

自助グループやオンライン相談など、いろんな機関もあること。

 

他の依存症治療の方法論のどんなところが

どんな風に応用できるかも含め、

すごく充実した講座ができました。

 

 

たとえば、薬物治療の1はアンカーリング(碇)で、

これはトラウマ治療の安心を感じる動作と言葉にも使われます。

 

「性加害者プログラム」でも、依存の症状が出そうになったときに

保冷剤をさわる、という方法もあります。

 

五感は感情を切り替えるのにいいんですね。
 

 

途中、思わず涙されるところもあって、

いろいろ思い当たるところもたくさんあったことでしょう。

 

最後に「これまでの考え方ややり方が大きく見直されました」

とのご感想をいただき、うれしかったです。

 

具体的に、そして本質的なお話ができて本当によかった。

きっと改善方向に向かわれることでしょう。

 

お悩みがありましたら、
こちらからリクエストをお受けしております。
https://helloaini.com/travels/38360?prcd=WZG4X