依存の人と接点をもつと、
つくづくPTSDと逆方向だと感じます。

依存の原則って、
向き合いたくないことに対して、
アルコールやギャンブルなど他の行為によって目を背ける行為。

その行動原則は、「快感」です。
症状は反復して繰り返す。
それは不連続な快感から。
そして、「本人自身の選択」。


一方、PTSDはいじめや虐待、レイプなど
他からの攻撃によって起きます。

「強烈な不快」から→Freeze麻痺や回避などが起きる。
出る症状としては、硬直して動けなくなる。
それは強烈な不快を避けるために。
周囲の加害が元ですから、
「本人が選択できない」無力感が伴います。


無関係な本ですけれど、
共通したものを感じた言葉。
----------------------------------------------
良い習慣をつくる秘訣は、痛みの代わりに
ゴールに向かう行動をすることに、
たくさんの快楽を結びつけることです(p38)
----------------------------------------------
「達成の科学―確実にゴールへ導くステップ・バイ・ステップの招待状」
マイケル・ボルダック、フォレスト出版

快楽は行動を促し、不快は行動を抑制するんですね。
いじめを受けて不登校になるのは、安全を守るためと、
そもそも行動が抑えられるからです。