ジャズを歌い始めて10年になります。
レッスンを受け始めたきっかけは、兵庫県立粒子線医療センターの院長時代に遡ります。
当時の入院患者さんが、入院生活が退屈だったようで、知人のジャズの先生にお願いして下さり、センターでジャズコンサートが開催されました。
コンサートは、センターのロビーに置いてあるピアノを使って行われました。
短い時間でしたが、患者さんも職員も本当に楽しい時間を持つことができました。
コンサート後の会食でジャズの先生とお話しした際、ジャズのレッスンのみならず、ボイストレーニングもしていることを知りました。
また、先生はジャズボーカリストとして神戸では有名な方で、たまたま、先生のスクールが当時私が住んでいたマンションの近くであることを知りました。
その当時、講演に呼んでいただける機会が増えてきた頃だったのですが、講演の度に喉が痛くなることに悩み、ボイストレーニングを受けたいと思っていたのです。
初めての訪問は、一人では恥ずかしいので、当時学生だった息子に付き添ってもらいました。それから、月1~2回のレッスンを10年間受け続けています。
今でも、先生と昔話になると、初訪問の日の話が出て恥ずかしくなります。笑
ウォーキングやFacebookもそうですが、一度始めたら続けれるのが私の特徴です。
ジャズも年1回の発表会に懲りずに出続けています。
音痴で有名だった私です。音程は外すし、リズムは狂うのが当たり前。
10年間のレッスンのおかげで、少しましになってきたようです。
「石の上にも三年」と言いますが、まさにそれを体現しています。
4年前に会長として学会を主催した際にも、会長の特権で学会の重鎮を集めた宴の席でジャズの一曲を披露させていただきました。(先生とのデュエットでした。)
http://ameblo.jp/ptrc/entry-11085485266.html
これからも、趣味を楽しんでいきたいと思っています。
今日は、ある日のセカンドオピニオンのお話です。
当の患者さんは入院中なので、ご主人が知人の男性を連れて相談にいらっしゃいました。
ご主人が、私のブログ(こばなし)や新聞記事を見て下さっており、指宿まで相談に来られました。
初めてがんが見つかった時には、既に進行したがんだったそうです。
それから様々な部位に放射線治療を行い、化学療法も奏功し、5年以上闘病を続けているとのことでした。
「化学療法に疲れた」というのが、相談に来た理由です。
よく話を聞き、希望する治療の部位も伺いましたが、残念なことに陽子線治療の適応にはなりませんでした。
それから「どうして陽子線が向いていないか」を丁寧にお伝えし、今後の方針を検討しました。
今回の場合は、
1)無理なことをしない
2)一度、免疫療法の先生に相談に行き話を聞く
の二つを考え、それぞれについて説明してセカンドオピニオンを終えました。
私の指示通り、老夫婦は主治医の先生に「陽子線治療が適応にならない」と言われた事を伝え、免疫療法の専門病院への紹介をお願いしたところ、烈火のように怒り、免疫療法をするのならもう診ないと言われたそうです。
それから、とりあえず紹介状はないものの、免疫療法をしている病院へ行くよう決意されました。
私が「主治医の先生とよく話し合いなさい」と言っていたので、
そのことを気にされて、専門病院に行く前にご主人が電話を下さいました。
この時電話越しに詳しく話を聞くと…
なんと、主治医の先生は新しい治験薬を使おうとしていたようです!
数年間も二人三脚で闘病生活を続けてきた老夫婦です。
まず希望を聞いてあげて、免疫療法の話しを聞きに行かせてあげたら良かったのに...と思いました。
著書「がんは陽子線で治す」にも、このような先生がいることを書きましたが、同じ医師としてちょっぴり情けなくなりました。
電話では、
「大丈夫だから次の先生には正直に話しをして、お2人の思いを話して下さい」
とアドバイスをしました。
それから
「奥さんを大切してあげてください」
と付け加え、電話を切りました。
がんは陽子線で治す/PHP研究所

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がんは陽子線で治す [ 菱川良夫 ]

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当の患者さんは入院中なので、ご主人が知人の男性を連れて相談にいらっしゃいました。
ご主人が、私のブログ(こばなし)や新聞記事を見て下さっており、指宿まで相談に来られました。
初めてがんが見つかった時には、既に進行したがんだったそうです。
それから様々な部位に放射線治療を行い、化学療法も奏功し、5年以上闘病を続けているとのことでした。
「化学療法に疲れた」というのが、相談に来た理由です。
よく話を聞き、希望する治療の部位も伺いましたが、残念なことに陽子線治療の適応にはなりませんでした。
それから「どうして陽子線が向いていないか」を丁寧にお伝えし、今後の方針を検討しました。
今回の場合は、
1)無理なことをしない
2)一度、免疫療法の先生に相談に行き話を聞く
の二つを考え、それぞれについて説明してセカンドオピニオンを終えました。
私の指示通り、老夫婦は主治医の先生に「陽子線治療が適応にならない」と言われた事を伝え、免疫療法の専門病院への紹介をお願いしたところ、烈火のように怒り、免疫療法をするのならもう診ないと言われたそうです。
それから、とりあえず紹介状はないものの、免疫療法をしている病院へ行くよう決意されました。
私が「主治医の先生とよく話し合いなさい」と言っていたので、
そのことを気にされて、専門病院に行く前にご主人が電話を下さいました。
この時電話越しに詳しく話を聞くと…
なんと、主治医の先生は新しい治験薬を使おうとしていたようです!
数年間も二人三脚で闘病生活を続けてきた老夫婦です。
まず希望を聞いてあげて、免疫療法の話しを聞きに行かせてあげたら良かったのに...と思いました。
著書「がんは陽子線で治す」にも、このような先生がいることを書きましたが、同じ医師としてちょっぴり情けなくなりました。
電話では、
「大丈夫だから次の先生には正直に話しをして、お2人の思いを話して下さい」
とアドバイスをしました。
それから
「奥さんを大切してあげてください」
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私のFacebookをご覧の方は既にご存知かと思いますが、先日、北海道は根室で講演を行いました。
講演は、300名を超える方にご参加いただき、多数の質問が飛び交う活発な講演となりました。
講演後、色々な方から感想を頂きました。
中でも「『医学研究はサイエンスだが、医療はアートだ』という言葉に感銘を受けました。」という意見が多く、私の伝えたかったことが伝わっており嬉しく思いました。
以前、アート関係の仕事をしていた方にも「『医療はアートだ』という言葉を聞いて、目から鱗が落ちました!」と言っていただきました。
アートのプロの心にも響いた言葉に磨きをかけるため、これからもアートの質を限界まで高めていきたいと思っています。
300名もの方が集まってくださった背景には、昨年センターを見学して下さった三浦雄一郎さんが私の講演の後にご講話下さる予定になっていたことにあります。
プロスキーヤーで登山家でもある三浦雄一郎さんは、今年で83歳だそうです。
世界最高齢でエベレストの登頂に成功(80歳で登頂・自信3度目)したことで、よく知られています。
側で接していても、その湧き上がるエネルギー、オーラが感じられ、本当にお元気で驚くばかりです。
よく食べ、よく飲み、友人たちと楽しく話をしている姿を見ていると、あのように年をとりたいと思わされます。
講演の合間には、三浦さんと一緒にゴルフをさせていただきました。
7年ぐらいしていなかったので全くダメでしたが、時々良いショットが出ると三浦さんは自分が打ったショットのように喜んでくれます。また、長いパットが入っても同じです。
その逆で駄目なショットやパットは、気にもとめません。
おかげで、ひどいゴルフも楽しく回ることができました。
一方、三浦さんのスイングはとても83歳とは思えぬそれで、まさに高齢化社会が深刻化しつつある我が国の高齢者の見本です。
2泊3日の講演の旅でしたが、美味しものを食べ、楽しく講演をして、久しぶりのゴルフもできた贅沢な3日間となりました。

講演は、300名を超える方にご参加いただき、多数の質問が飛び交う活発な講演となりました。
講演後、色々な方から感想を頂きました。
中でも「『医学研究はサイエンスだが、医療はアートだ』という言葉に感銘を受けました。」という意見が多く、私の伝えたかったことが伝わっており嬉しく思いました。
以前、アート関係の仕事をしていた方にも「『医療はアートだ』という言葉を聞いて、目から鱗が落ちました!」と言っていただきました。
アートのプロの心にも響いた言葉に磨きをかけるため、これからもアートの質を限界まで高めていきたいと思っています。
300名もの方が集まってくださった背景には、昨年センターを見学して下さった三浦雄一郎さんが私の講演の後にご講話下さる予定になっていたことにあります。
プロスキーヤーで登山家でもある三浦雄一郎さんは、今年で83歳だそうです。
世界最高齢でエベレストの登頂に成功(80歳で登頂・自信3度目)したことで、よく知られています。
側で接していても、その湧き上がるエネルギー、オーラが感じられ、本当にお元気で驚くばかりです。
よく食べ、よく飲み、友人たちと楽しく話をしている姿を見ていると、あのように年をとりたいと思わされます。
講演の合間には、三浦さんと一緒にゴルフをさせていただきました。
7年ぐらいしていなかったので全くダメでしたが、時々良いショットが出ると三浦さんは自分が打ったショットのように喜んでくれます。また、長いパットが入っても同じです。
その逆で駄目なショットやパットは、気にもとめません。
おかげで、ひどいゴルフも楽しく回ることができました。
一方、三浦さんのスイングはとても83歳とは思えぬそれで、まさに高齢化社会が深刻化しつつある我が国の高齢者の見本です。
2泊3日の講演の旅でしたが、美味しものを食べ、楽しく講演をして、久しぶりのゴルフもできた贅沢な3日間となりました。

先日、台風15号が九州に上陸しました。
上陸前夜の指宿はすごい風で、猛烈な風の音で目が覚めました。
耳栓など滅多に使用しない私ですが、部屋にあった耳栓を使用したところ、ほとんど風の音が聞こえなくなり、ぐっすりと眠ることができました。
今まで耳栓の効果を疑ってあまり使用してこなかったのですが、今回の一件で効果を実感しました。
朝になると雨はほとんどあがっており、いつも通り早朝ウォーキングへ行きました。
所々で大きな木がなぎ倒されており、今回の台風の威力を改めて実感しました。
この台風の後も、台風18号が猛威を振るい、河川の堤防が決壊しました。
相変わらず日本各地では定期的に小・中規模の地震が頻発しています。
口永良部島や阿蘇山の噴火も記憶に新しく、日本は天災の脅威にさらされ続けています。
これだけの災いに見舞われる日本ですが、同じような災害に対する他国と比べ、被害状況は小さいように感じます。
それは、私が当センターでも徹底しているKYY(危険・予知・予防)を、国民それぞれが自然に実践できているからではないかと考えています。
第3回 KYY
http://ameblo.jp/ptrc/entry-10983177102.html
第40回 2011年度センター長方針
http://ameblo.jp/ptrc/entry-11237240714.html
KYYの基本は「自分の頭で考えること」です。
皆さんも、日々の生活の中で意識して考える習慣をつけて下さい。
上陸前夜の指宿はすごい風で、猛烈な風の音で目が覚めました。
耳栓など滅多に使用しない私ですが、部屋にあった耳栓を使用したところ、ほとんど風の音が聞こえなくなり、ぐっすりと眠ることができました。
今まで耳栓の効果を疑ってあまり使用してこなかったのですが、今回の一件で効果を実感しました。
朝になると雨はほとんどあがっており、いつも通り早朝ウォーキングへ行きました。
所々で大きな木がなぎ倒されており、今回の台風の威力を改めて実感しました。
この台風の後も、台風18号が猛威を振るい、河川の堤防が決壊しました。
相変わらず日本各地では定期的に小・中規模の地震が頻発しています。
口永良部島や阿蘇山の噴火も記憶に新しく、日本は天災の脅威にさらされ続けています。
これだけの災いに見舞われる日本ですが、同じような災害に対する他国と比べ、被害状況は小さいように感じます。
それは、私が当センターでも徹底しているKYY(危険・予知・予防)を、国民それぞれが自然に実践できているからではないかと考えています。
第3回 KYY
http://ameblo.jp/ptrc/entry-10983177102.html
第40回 2011年度センター長方針
http://ameblo.jp/ptrc/entry-11237240714.html
KYYの基本は「自分の頭で考えること」です。
皆さんも、日々の生活の中で意識して考える習慣をつけて下さい。
先日、治療のため中国から新しい患者さんがセンターへ来ました。
時期を同じくして、中国のWEB上で病院紹介をしている会社の取材を受けました。
センターの中国人医師に通訳をしてもらい、適応症例からセンターの理念まで、1時間を超える熱心な取材に応対しました。
中国からの受け入れは、例外を除いて【前立腺がん】と【小さな肺がん】に限っており、これらであれば、すぐにでも受け入れ可能であることを説明したところ、
中国では進行したがんが多く、センターが適応とする それらのがんはほとんどないとのことでした。
そこで、次のようにお話ししました。
少し前の日本でも、「がん」が見つかれば、その多くは進行したがんでした。
がん検診の重要性が広く認知されておらず、検診の制度も整っていなかったからです。
しかし、今日の日本では
・早期のがんであれば、完治の可能性が非常に高いこと
・簡単(気軽)に検診が受けられるようになったこと
・検診の制度が整ってきたこと
などを理由に早期発見のための医療が進んだ為、早期にがんが見つかりやすくなった経緯を説明しました。
凄まじい勢いで発展している中国でも、近い将来、がんの早期発見に対する考え方は日本と同じような経過をたどると確信しています。
その為、そのような(早期に発見された)がん患者さんがいれば、まずは日本の陽子線治療を体験していただきたいと思っています。
その治療を受けた患者さんが中国に帰り、良好な結果を維持できれば、中国人医師や国民の意識が変わり、早期発見のための医療に加速がかかることでしょう。
果たして、私の熱い思いは取材記者に伝わったのでしょうか。
数ヶ月後、そのような患者さんがそのWEBサイトを通してセンターに来てくれれば、私の思いは伝わったということです。
結果は、またここでご報告したいと思っています。
余談ですが、最近、話を聞き取りそこなうことが増えたような気がします。
耳が遠くなったのかなあと思っていたのですが...
中国人記者の声は全て聞こえました。
耳が遠くなくなったのではなく、日本人が小さな声でしゃべったり、話している最中に声が小さくなったりするのだと自己解釈しました。
時期を同じくして、中国のWEB上で病院紹介をしている会社の取材を受けました。
センターの中国人医師に通訳をしてもらい、適応症例からセンターの理念まで、1時間を超える熱心な取材に応対しました。
中国からの受け入れは、例外を除いて【前立腺がん】と【小さな肺がん】に限っており、これらであれば、すぐにでも受け入れ可能であることを説明したところ、
中国では進行したがんが多く、センターが適応とする それらのがんはほとんどないとのことでした。
そこで、次のようにお話ししました。
少し前の日本でも、「がん」が見つかれば、その多くは進行したがんでした。
がん検診の重要性が広く認知されておらず、検診の制度も整っていなかったからです。
しかし、今日の日本では
・早期のがんであれば、完治の可能性が非常に高いこと
・簡単(気軽)に検診が受けられるようになったこと
・検診の制度が整ってきたこと
などを理由に早期発見のための医療が進んだ為、早期にがんが見つかりやすくなった経緯を説明しました。
凄まじい勢いで発展している中国でも、近い将来、がんの早期発見に対する考え方は日本と同じような経過をたどると確信しています。
その為、そのような(早期に発見された)がん患者さんがいれば、まずは日本の陽子線治療を体験していただきたいと思っています。
その治療を受けた患者さんが中国に帰り、良好な結果を維持できれば、中国人医師や国民の意識が変わり、早期発見のための医療に加速がかかることでしょう。
果たして、私の熱い思いは取材記者に伝わったのでしょうか。
数ヶ月後、そのような患者さんがそのWEBサイトを通してセンターに来てくれれば、私の思いは伝わったということです。
結果は、またここでご報告したいと思っています。
余談ですが、最近、話を聞き取りそこなうことが増えたような気がします。
耳が遠くなったのかなあと思っていたのですが...
中国人記者の声は全て聞こえました。
耳が遠くなくなったのではなく、日本人が小さな声でしゃべったり、話している最中に声が小さくなったりするのだと自己解釈しました。