こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
「年齢を重ねて、正座ができなくなった」というお話をよく伺います。
正座ができない原因として考えられるのは、大腿四頭筋(太ももの表側)が硬くなり、ヒザが曲がりづらくなっていること。
大腿四頭筋は、直立姿勢を保ったり歩く際に働いているので、長時間立ったり歩いたりすると硬くなってくることがあります。
ここが硬くなってくると上体が前傾し、それを補うのに反り腰になって、腰を痛める一因にもなりやすいです。
大腿四頭筋は、主にヒザの関節を伸展する(伸ばす)・股関節を屈曲する(脚を前方へ振り上げる)働きがあるので、大腿四頭筋をストレッチする際はこれと反対の動作を行います。
片方のヒザを曲げて足の甲を持ち、かかとをヒップに近づけて脚を後方へ引くと、太ももの表側を伸ばしていくことができます。
(立った姿勢のほか、横向きに寝たり、うつ伏せになって行うこともできます)
注意点は、腰を反らせないようにすること。
お腹のほうを見て両脚の太ももをそろえ、ヒザを無理なく曲げられるところから少しずつ伸ばしていくと、ヒザの周辺の柔軟性が養われてきます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
●パーソナルトレーニングのご案内
世田谷区・フィットネスクラブ>>「ティップネス明大前」 (会員専用>>iTIPNESS)
東京・神奈川の24時間ジム出張パーソナル>>「アスエミ」