こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
「糖質制限中は、何を食べればいいの?」
糖質=甘いものと考えていらっしゃる方も少なくありません。
今回は、比較的太りやすい糖質と体脂肪をつけづらくする糖質、食べるタイミングなどをご紹介します。
健康的に体づくりが行える食べ方でもあるので、ぜひ参照してみてください。
①糖質=菓子類?糖質はすべてNG?
糖質は、炭水化物から食物繊維を除いたもの。
炭水化物は、いわゆる主食など(ご飯、パン類、めん類、いも類、砂糖、野菜、果物など)に多く含まれています。
(必ずしも、糖=甘いものとは限りません)
炭水化物(糖質)は、体を動かすエネルギー源となる栄養素ですが、食べ過ぎると余剰分は体脂肪として蓄積されることになります。
とくに、日本人は食事で摂取する糖質量が多いので、このことからも痩せるには糖質を控えるべき、という論調が強くあります。
ただし前述の通り、糖質は体を動かすエネルギー源でもあるので、食事から完全に除く必要はありません。
(筋トレでも、主なエネルギー源となるのは分解されて体に蓄えられている糖質なので、たんぱく質に次いで大切な栄養素になります)
②体脂肪として蓄積されづらい糖質
炭水化物(糖質)の中でも、消化・吸収が速いものだと、体の許容量を一気に超えて体脂肪として蓄積されてしまう心配があります。
そのため通常の食事では、消化・吸収がゆっくりと進む炭水化物を主体にするのがおすすめです。
(また、消化に時間がかかる食品だと腹持ちが良くなり、食べ過ぎが抑えられる効果も期待できます)
具体的には、精白されていない穀類(玄米や雑穀米、全粒粉やライ麦のパン、そば、オートミールなど)がこれにあたります。
これらの穀類には食物繊維が豊富に含まれているので、腸内の環境を整える効果もあり、筋トレをしてたんぱく質をたくさん摂っている方にも強い味方となります。
③エネルギー補給に良い糖質
通常の食事では、精白された炭水化物(糖質)は控えめにすると良いのですが、例外となるタイミングもあります。
起床直後やトレーニング後は、体内に蓄えられていた糖質が減っているので、このときは消化・吸収が速い糖質をとってエネルギーを補給することが勧められます。
トレーニング後は、プロテイン(たんぱく質のサプリメント:栄養補助食品)とともに、吸収の速い糖質(白米、食パン、パスタ、うどん、砂糖、スポーツドリンクなど)を摂ると、エネルギーの補給がすすみます。
また、起床直後はバナナなど少量の果物を摂っておくと、手軽にエネルギーを蓄えることができます。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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