こんにちは、パーソナルトレーナーの佐藤公治です。
「胸を鍛えたい」
「姿勢を良くしたい」
「肩こり改善のために胸を伸ばしたほうがいいと言われた」
そんな方にぜひ知っていただきたいのが、胸の表面にある「大胸筋」です。
筋トレでも人気の高い筋肉ですが、じつは姿勢や肩の動きにも深く関わっています。
大胸筋は、胸の前面を覆う大きな筋肉です。
男性では「胸板」、女性ではバストの土台となる筋肉として知られています。
見た目は1つの筋肉ですが、実際には以下の3つの部分に分けられます。
・鎖骨部(上部線維)
・胸肋部(中部線維)
・腹部(下部線維)
扇のように広がった形をしているため、腕の角度によって働く部分が少しずつ変わるのが特徴です。
大胸筋は、
・上部(鎖骨部):鎖骨の内側半分
・中部(胸肋部):胸骨の前面や第2~6肋軟骨
・下部(腹部)お腹の筋肉(腹直筋)の膜
から始まり、肩関節の前面をまたいで
・上腕骨(腕の骨)の付け根部分
に集まって停止しています。
つまり、大胸筋は胸から腕へとつながる筋肉なのです。
大胸筋の主な働きは、肩関節の水平内転(腕を胸の前へ押す・閉じる)動作です。
その他、肩関節の内旋(腕を内側へひねる)、さらに上部は屈曲(腕を前方へ上げる)・下部は内転(腕を上方から下方へ閉じる)といった働きもあります。
大胸筋は、腕の角度(筋トレの場合は、ベンチの角度)によって重点的に刺激される部分が変わります。
そのため、「胸を鍛えているのに変化が少ない」「ストレッチしているのに伸びている感じがしない」という場合は、腕の角度を見直してみるのもお勧めです。
筋トレを行う方も、ストレッチを行う方も、まずは「どんな筋肉なのか」を知ることが効果を高める第一歩です。
ぜひ今後のトレーニングやストレッチに役立ててみてください。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
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