母の日から1週間も経たないうちに、母が入院した。

診察日に付き添った時から、

吐き気があったようで辛そうにしていたが、

血液検査の結果に異常はなく、施設に帰った。

ところが、

その後、吐き気が止まらず、水も飲めないという連絡があり、

また病院に戻って入院となった。

 

私は事情があってワクチンを打っていないので、面会ができない。

代わりに夫のスマホでビデオ通話をしたところ、

母はびっくりしながらも喜んでくれた。

入院して1週間、快方に向かっているとのこと。

プレゼントの犬のぬいぐるみを枕もとに置いているそうだ。

 

娘は娘でこの春は「ほぼ毎日半病人」状態。

自律神経というのは、「自らを自ら律する神経」であるらしく、

賢しらな脳によるコントロールが利かない。

自分の身体の発する声を聴いて、

謙虚になるしかないのかと思うけれど、

修行が足りないので、とても無心にはなれない。

 

ところが、母ときたら、

とっくの昔から天然としか思えない無心の境地に達している。

羨ましい。