駐車場の入り口のところに元気にそびえていた

欅(けやき)の木。 

 

    

 

 このマンションに引っ越してから、8年余り、

 毎日見上げたり、7階の階段から見下ろしたりして、

 そこにいてくれるのが当たり前と思っていた。

 花は目立たないが、春には薄い黄緑色の花が咲き、

 秋になると、5ミリほどの暗褐色の果実が成るそうだが、

 注意して見たことがないので、全く気づかなかった。

 

 そんな欅さんの伐採が決まった。

 主たる理由は、以下のとおり。

 樹齢何年かは知らないが、大きな立派な木ゆえ、

 カラスやスズメなどの恰好な休憩場所となっている。

 頻繁に羽を休めに来ては、そのたびに糞を落として行く。

 その糞がすぐそばに駐車している何台かの車の

 ボディーに雨あられとくっつくので、車の持ち主は

 頻繁な車体洗浄を強いられる。

 それは困るということで、自治会で伐採が決定した。

 

 それで、

 何回かに分けての伐採計画が掲示板に張り出された。

 一回目の伐採が行われた後の欅さんの姿。

 

    

     (7階からの眺め)

 

  何だかもろ手を挙げて悲鳴を上げてるように

  見えなくもない。

  この後、何回かに分けて根こそぎにされ、

  そこも駐車場になるそうだ。

  マイカーに被害を被ってきた方々の言い分は十分に

  理解できるけれど、一抹の寂しさを禁じ得ない。

  

  欅さん、さようなら。

  そして、ありがとう!

  その堂々とした美しい姿は、

  私の記憶(最近怪しくなってるけど爆  笑)に

  大切にしまっておくからね。