ニュースは連日、日大の悪質なタックル問題を報じている。

内田前監督の聞くに堪えない言い逃れや大学側の不誠実な対応は、

国内でも珍しい危機管理学部を擁するという日大の

「ウルトラ素晴らしい危機管理能力」を広く示してくれた。

 

つまり、危機を危機と認識しようともしない鈍感力を。

指示したことも指示してないと強弁し、

指示を聞いた選手が誤解したと、弱冠20歳の若者に責任をなすりつけて、居直っている。

 

タックルをした選手の会見は詳細かつ赤裸々で、

信憑性が彼の側にあることは切々と見る人に伝わって来た。

 

NHK7時のニュースでもこの問題が連日トップ、

長々と時間を割いている。

確かに人々の関心は高いだろうが、

この事件の悪質さを数百倍濃く広範囲にしたのが、

森友・加計問題と自衛隊日報問題ではなかろうか。

「野党はいつまでこんな問題ばかり追及してるんだ!

ちゃんと本来の仕事をしろ」!との声も多いとは思うけれど、

本来の仕事をさせないのは、野党ではなく、

嘘ばかり重ねている政権側である。

 

安倍内閣はもはや嘘と隠蔽と改ざんと言い逃れで構成された内閣としか言いようがない。

この嘘つき内閣とそれにひたすら忍従する省庁に

このまままずっと政治を任せておいて本当にいいのだろうか?

過労死促進法案、こと「働き方改革法案」や、

ギャンブル依存症促進法案、こと「カジノ実施法案」などを可決させていいのだろうか?

 

財務省が森友記録を意図的に廃棄していた事実が報じられ、(全くもってとんでもない暴挙!)

安倍首相と昭恵夫人の関与が限りなく濃厚になってきた。

首相や財務省幹部の偽りの答弁に合わせて、

公文書の改ざんをせざるをえなくなった職員が、

自殺に追い込まれるという悲劇も起こった。

 

加計学園問題では愛媛県が出してきた公文書により、

安倍首相が1年にもわたって国会で嘘の答弁を繰り返してきたことがいいいよ明らかになりつつある。

愛媛県には捏造する理由なんかない。

ルール違反のタックルをした選手のような、職員の現場の声だと思う。

 

日大のアメフト問題ばかり、クローズアップされているが、

隠蔽、改ざん、言い逃れ、居直りの巨悪は、静かに深く沈潜し、

国民が忘れてくれるのを待っている。