先輩から西明寺栗という大きく立派な栗をいただきました。
不肖びんぼっくり、生まれて初めて栗ご飯を炊きました。
ネットで出したレシピとにらめっこしながら、
硬い鬼皮と渋皮を剥くのに悪戦苦闘。
栗さえ無事に剥ければ勝ったも同然。
美味しい栗ご飯が炊きあがりました。
さても、さても、選挙です。
前回2014年の衆院選の投票率は、
小選挙区で52.66%と、戦後最低だったそうです。
ほぼ半数の人しか投票しない状況で、
自民党の全有権者に対する得票の割合を示す絶対得票率は、
小選挙区で24.49%、比例区では16.99%にとどまりました。
にもかかわらず、自民党の議席占有率は61.1%。
小選挙区制では第一党は3分の1以下の得票率でも、
圧倒的な議席数を占めることができるのです。
第一党に批判的な民意は活かされません。
悔しい限りです。
低投票率だとそうした傾向に拍車がかかります。
有権者はなるべく棄権して寝ていてくれる方がいいと公言した元総理がいた所以です。
しかし、
今回ばかりは寝ているわけにはいきません。
朝日新聞の世論調査によれば、
どのような政権がよいかとの問いに
「自民党を中心とした政権」37%、
「自民以外の政党による政権」36% と真っ二つ。
国会で自民だけが強い勢力を持つ状況について
「よくないことだ」73%が、「よいことだ」15%を大きく上回り、
安倍首相続投については、「続けてほしい」34%、「そうは思わない」が51%で半数にのぼりました。
ぜひともその意向を1票に反映させてほしいです。
庶民が平等に選挙権を獲得するまでに、どれほどの苦闘の歴史があったことか!
せっかくの選挙権を行使しないなんて、なんともったいない!
棄権は現状追認にほかなりません。
前回投票に行かなかった方の1票が、
どこに入れても同じだと諦めていた方の1票が寄り集まって
歴史を動かすかもしれません。
今回だけは幅広いリベラル陣営に清き1票を
小選挙区は野党統一候補に、
比例区は共産党に
栗ご飯に腰の引けていた私めに、
生まれて初めて栗ご飯を作る機会を与えてくれた先輩、
ありがとうございました。