マウスピースは
サウンドの大まかな方向性を決める程度のものでしかないんだね。
あるサウンドを出すにあたっての
向き不向きはあるけど、
出る音は奏法次第。
クラッシック用とされてるものでも
暴れるように吹けば
そのニュアンスは一応出せる。
逆もまた然り。
もっと言えば腕次第。
まあ、
自分がやりたいと思う
ジャンルや演奏する曲は色々あるけど、
その指向性に即したマウスピースを選ぶ方が
フツーではあるよね。
クラッシック用は
そう吹くのが一番マットウな鳴り方をする
マウスピースな訳だから。
わざわざ
指向性が逆のものをチョイスして
苦労する必要はない。
ただ、
どんなジャンルでも曲でも、
音色やボリューム等のバリエーションが
一つで済むことは無い。
複数の曲をやる場合に限らず、
一曲の中でも、
出したい音色は幾つも存在する。
ダイナミクスやアーティキュレーションもそうだ。
だから、
奏法によって
欲しいサウンドを吹分ける事になる。
そして
それに適した
ユーティリティなマウスピースを探す訳だ。
○○向きとされるものの中から、
自分が指向するサウンドの範囲を
最大限カバー出来るタイプの、
更に言うと
自分がコントロール出来るレベルの
ひとしなを選ぶことになる。
で、
あとはさっきも書いた通り腕次第。
こんな吹き方をすると
このマウスピースのこんな部分が出せる
という吹き方をしっかり抑えて
欲しい音が出るように吹き分ける、
というのが
マウスピースを使いこなす腕だ。
自分で吹くとショボい音しか出せないのに、
借りてちょっと吹くと、
バリバリにやれる人がいて、
ガックシすることがあるけど、
腕が良いっていうのは
こういう人。
そもそも
色んなフレーズを
色んなサウンドで吹いてみたいから
楽器をやっている訳で、
その吹分けのために練習するのは当然だし、
それで腕を上げていくんだね。
モノによる違いは勿論あるんだろうけど、
大まかな括りが決まって
ひとたび道具を手にしたら、
あとは黙って修練しなくちゃならないんだね
という結論。
と、
また新しいマウスピースを買ってしまった後で思う。