2人で写真を見ながら、「どこですか?」「ホーチミンです。ベトナムの南にあります。」から始まって、故郷の町を紹介するというのが教科書の会話例にある。
で、学習者がそれに倣って自分の故郷や自分の国の有名な町、あるいは今住んでいる町を紹介しようとすると、「南」は語彙表にある(教科書の中に出てくるから)が、東も北も西もない。これで教科書の例を参考に会話してみろって言われてもなぁ。
東西南北(と「真ん中」?)くらいなら、その場で教師が紹介すればいいけど、そういうのが多すぎると、やってみろと言われているのに語彙を知らないので言えない、というフラストレーションを抱えることになる。あるいは語彙を調べている間に時間もエネルギーもがなくなってしまう。ある程度語彙を勉強してからならいいけど、初級1(A-1)なんだし、そういうところはもうちょっと考えて欲しい。