烏丸ママのブログ -1203ページ目

泣く

去年のお盆のころは、子供の体調も精神状態も最悪だった。
春先から体調が悪くなるとともに、よく泣いていた。
末っ子でもともと泣き虫だったから、
よく泣くなあと思っていた。
でもそれはSOSだったのだ。
それが気づかなかった。

相変わらず子供は
細川貂貂さん(ツレがうつになりまして。の作者)に凝っている。
今度はツレさん本人が書いたウツの本を読んでいる。
ツレさんもよく泣いていたそうだ。
40前の男がコンビニでトラぶって泣いたりしたそうだ。
一番しんどかった時の記憶はないらしい。
(うちの子も同じ)
本人的に一番大変だったのは回復期だそうだ。
ちょっと元気になったから出かけると、落ち込む。
その上がったり下がったりの繰り返し。
普通のようで普通でないから
相手とのトラブルも頻発。
そうしているうちに躁鬱になり、
パニック障害になったそうだ。

そうなんだ。回復期が大変なんだ。
だからうちの子も
「今のほうがしんどい」と言ってたんだ。

でも。。。
最近は泣くことがあまりなくなった。

セミの思い出

以前子どもがセミの子を拾ってきました。
羽化するために土中から出てきた子どもです。
部屋の壁につかまって、
羽化する様子を見守りました。
背中が割れ、
体が徐々に出て
逆さ釣りになり、
黄緑がかった白い羽が出てきます。
長い時間がかかって乾くと
茶色の羽になりました。
翌朝
子どもたちとベランダから
手を振って見送りました。

ところが…
どこに隠れていたのでしょうか
飛び立ったと思ったセミを
狙っていたものがいたのです。
ヒヨドリでした。
あっというまもなく
食べられてしまいました。

何とも後味の悪い観察になりました。
7年も土中で暮らし、
やっと日の目を見たのに、
悪いことをしてしまいました。
それからはもうセミの子を拾うことはありません。

今年はセミが少ないようですね。



美しいノート

ご近所にこんな店ができました。
烏丸ママのブログ

美しいノート!?

これっていったい何屋さんなの?
ってずっと思いながら通り過ぎていましたが、
入ってみました。

そのまんまノート屋さんでした。
しかし、普通のノート屋さんではなく、
オーナーが自ら作られた手製です。
アートです。

お店の案内にはこうかかれています。
ノートは使われる方がその想いを綴られて、初めて完成いたします。
擦れたり、汚れたりしても尚更愛着をもって
最後までお使い頂けるノート
使い終わっても思い出として手元に置いていただけるノートを
心をこめて一点一点手作りで制作しております。
ノートの気品高き美しさが伝われば嬉しく思います。


オーナーさん(男性)と女性の店員さんがおられて、カフェも併設されています。
ちょっとしたギャラリーのようです。

烏丸ママのブログ

ノートは糸とじとのりとじがあるそうです。
糸とじのほうが使いやすくはずれないのですが、少し割高です。
名入れもしてくださいますが、
制作段階から名前を入れるので、10日かかるそうです。
もともと印刷屋をされていたそうで、みなさんデザイナーだそうで、
オリジナルデザインのノートが購入できます。
横ではオーナーさんが制作されています。
私は友人の誕生日に糸とじのノートを買いました。
すごくステキに包装していただきました。
修理も受け付けてくださいます。
自分用にはホッチキス留めの安いの(400円)を買いました。
烏丸ママのブログ
左プレゼント包装 右 自分用
もう少しマシにとれた写真があったのですが、エラーが出てアップロードできませんでした。

烏丸ママのブログ

8月18日から31日までジェイアール京都伊勢丹で展示会をするそうです。
もしかしたら、京都の名所のひとつになるかもしれません。
lleno リエノ  http://lleno 




六道まいり

大正時代から続lく五条坂陶器祭りは、おそらく六道まいりの人をあてこんでいるのだろうなと、思います。
「六道さん」と呼ばれている六道珍皇寺は建仁寺の塔頭です。普段はひっそりとしたお寺のようですが、毎年8月7日から10日までは、六道参りの人々でにぎわいます。
ここはかつて、鳥辺野入り口で、門前は「六道の辻」といって、あの世と現世の分岐点だったそうです。

烏丸ママのブログ


六道参りとは、お盆に帰ってくる精霊を、十万億土まで聞こえる鐘を打って迎える行事。

烏丸ママのブログ
見づらいですが、
中央のヒモが鐘をつくための紐
下が閻魔堂の閻魔様  

松原通から境内まで、高野槙や仏具小物を売る露天がたくさん出ています。高野槙の香りがただよってきます。
神道でもそうですが、常緑樹というのは精霊が依るために、欠かせない物なんですね。

お参りの手順が書いてありました。
高野槙を買う→水塔婆に戒名を書いていただく→鐘をつく
→線香で清める→高野槙で水塔婆に水をかけ、石仏の前に納める
鐘をつくといっても、鐘はお堂の中で見えず、つなひきのように、ひもをひっぱると鐘が鳴る仕組みになっています。

烏丸ママのブログ

境内には閻魔堂があり、閻魔像と小野篁のかなり古そうな像があります。
小野篁ってご存知ですか?
百人一首で
わたの原 八十島かけて こぎ出でぬと
人には告げよ あまのつりぶね

と詠まれた方です。

また、小野小町や小野道風の祖父にあたられ、あの世とこの世を行ったり、来たりして、閻魔様の助手をしていたと言われます。そのが地獄とこの世を行ったり、来たりする出入り口の井戸が境内にはあります。まるで《犬夜叉》にでてくる
かごめちゃんですね。

紫野(堀川北大路下がる)に小野篁の墓所があるのですが、なぜか紫式部と同じところなんです。ずっと不思議に思っていましたが、愛欲を描いた紫式部が地獄に落とされそうだったところを、篁が助けたからだということです。

この珍皇寺で忘れてはいけないのが幽霊子育飴
烏丸ママのブログ
烏丸ママのブログ


まあ私はこれを買いにいったようなもんです。こんなお話聞いたことがありませんか?

昔 夜な夜な飴を買いにくる女性がおり、しらべてみると、身重のまま亡くなった人が死後出産し、幽霊となって赤子になめさせる飴を買いに来ていたという。

麦芽糖の風味がするべっこう飴です。昔ながらの素朴な飴です。
このネーミングといい、京都土産にいかがでしょう。1つ500円
(東山区松原通東大路西入)


五条坂陶器祭

 京阪五条駅を降りると、五条通はずらっと東大路まで400店からなる陶器市でにぎわっています。
これ中国製じゃないか?!と、思われるシロモノから、新進のアーティスト、共同作業所、清水焼の老舗、値段も100円から上は限りなく高いものまで並んでいます。
 焼き物好きにはたまりません。
 
烏丸ママのブログ 烏丸ママのブログ

私はコレクターでもなんでもありませんが、すてきな食器や作品に目移りして、なかなか足が進みません。
ある若手作家の露天では赤楽のお茶碗3000円!
でも茶道をしているわけじゃないし。。。
食器棚のコヤシになるだけだし。。。

烏丸ママのブログ

ここのお茶碗全品500円!
(元値は2,500円とか、3500円)
「ろくろびきで、手作りだから、一点一点違います。」
と、言われ、何よりこのしぶさが気に入って買って帰りました。

五条通りに面して、若宮八幡宮があります。
烏丸ママのブログ

焼き物の神様として信仰を集め、お神輿もごらんの通り、陶器で飾られています。8月8日には、お神輿もくりだしました。

烏丸ママのブログ


朝9時から夜11時までやっています。
簡単にしか包んでくれないので、買い物するのなら、ビニールのぷちぷちを持参されたほうがいいと思います。
なぜなら、買って帰った2個の茶碗のうち、外側に包んであった1個がかけていたからです泣
私の不注意とはいえ、悔しいので、今から修理して使います!

ペタしてね