
目的地は国宝 浄土寺
このときの目的地は兵庫県小野市にある浄土寺でした。
建築史に必ず出てくる浄土寺浄土堂は現存する唯一の大仏様の仏堂です。
(東大寺南大門も大仏様だが、建築物でなく門)
平重衡の兵火によって焼失した大仏殿は
鎌倉時代に再建されます。
再建の任に当ったのが重源上人でした。
中国で建築術を学んだといわれ、周防国(山口県)から材木を切り出しました。
また、伊賀、紀伊、周防、播磨などに別所を築きました。
以前訪れた山口県の阿弥陀寺もそのひとつ
播磨の別所がこちらの浄土寺です。
鎌倉時代に大仏様で再建された大仏殿は
戦国時代に焼失し、残るのは浄土寺だけとなってしまいました。
大きい建造物を建てるための大仏様なので、もともとの数もなかったのですね。
見えてきました!
実は浄土堂は本堂でなく、ひとつのお堂
国宝 浄土堂
大きな木造建築に合うように太い柱が使われています。
屋根のラインはむくりでも禅宗様でもなく、直線的
ツアーで行ったのであまり画像がなくて、
もう少し近づけばよかったです。
肘木と貫はわかるでしょうか。
ここに詳しい解説と図解があります。
建物だけでなく、こちらの阿弥陀三尊は快慶の作で、
阿弥陀様の高さは5.3m!
夕方に拝観すると、まさに阿弥陀来迎図のような
後光が差した姿が拝めます。
それを狙って、拝観終了ギリギリに入りました。
360度から拝めます。後ろが西側。
⭐︎内部は撮影禁止なので、画像お借りしています。
なのですが!!!
暑い!
蒸し風呂状態!
窓も開いていなくて、空調ももちろんありません。
天井のない化粧屋根で、日光がそのまま部屋の中を温めます。
汗がだらだら出てきますので、真夏の拝観は避けたほうがいいでしょう。
こちらが興味深いのは境内に八幡様があることです。
明治の神仏判然令で寺社はだいたい分離されたりしていますが、
こちらは今も同居しています。
東大寺の横に手向山八幡宮があるようにこちらも八幡宮。









