奈良 慈光院② | 烏丸ママのブログ

奈良 慈光院②

今日から6月ですね。
ことしも半分近く過ぎたってことです!?
 
慈光院へのアプローチだけで感動しています。

門をくぐると、行の敷石になっています。

 

こちらが書院につながる敷石

書院(反対)側から見た茨木門。

すてきでしょ?

こちらは草の敷石。

拝観料はやや高めの千円ですが、

「まずお茶をどうぞ」

と、書院に通されます。

片桐石州は徳川4代将軍家綱のお茶の先生でした。

高桐院と真珠庵と孤篷庵をたしたようなお寺。。。

と書きましたが、

孤篷庵が一番似てるかな。

サツキの刈り込みもあるし。

 

孤篷庵は今は景色が大木で見えなかったけれど、

昔は船岡山を借景として、京都市内が見下ろせたそうでした。

慈光院は今も見晴らしがよいです。

孤篷庵もこんな感じだったのかなと想像しました。

 

こういう感じでお茶をいただいています。

 

お菓子は片桐家の家紋のお干菓子

縁先手水鉢

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書院の外観です。

重要文化財に指定されています。

寺全体を茶席としたとき、

農家風の外観で

草庵茶室にも通じますね。

 

慈光院の前の道は、法隆寺に通じており、

法隆寺に行くのに、何度か通ったことがありました。

長崎の出島などの復元をされた建築講座の先生が

「時間があれば、慈光院も立ち寄りたかった。

行くならサツキのシーズン」

とおっしゃっていたのが訪問のきっかけです。

建築家の中では有名らしく、

慈光院で検索すると、建築のプロの方々のブログに

行き当たります。

 

天井や鴨居を低くして、

座ったときに落ち着けるようにしているそうです。

え、お庭に下りてもいいんですか?

つづく